2005MMC締めくくりは柔らかな陽射しを受けて大盛会!
 
12月17日(土) 景 信 山  38名


 数日前から風邪を引いてしまった。風邪薬は飲んでいるのだが忘年会があったりして静養することもできず状態は悪くなるばかり。今朝はくしゃみ・鼻みず・鼻づまりに加えて咳も出てきた。しかし、今日は今年のMMCを締めくくる大事な例会、身体のほうを何とかごまかして家を出た。

 JR高尾駅北口に出ると地元幹事の亀沢さんと門さんの出迎えを受けた。どうやらバス停には先着組みが並んでいるらしい。お知らせのバスは9時32分発、毎年のことだが一台前のバスで出発する人が多い。私は32分発のバスに乗り、全員の出かける姿を確認した。ざっと数えても40名弱、今年も大盛況のようだ。


背に陽射しを浴びながら登るMMCレディーズ

 小仏のバス停に着いたが先発隊はすでに出発している。約10名のMMCメンバーと登山口に向う。私たちの前後にも景信山に向う登山者が多い。10分ほど舗装道路を登って登山口に着いたが先発隊はもちろん居ない。お餅つきが待っているので山頂まで先に行ってしまう様子だ。無線機を入れてお互いに状況を確認しながら歩くことにしよう。
 この天気、今日は人出が多い。有吉さんは先頭を歩いていたと思ったらすぐに見えなくなってしまった。先発隊に追い着こうとしているのだろう。亀沢さんが良いペースで登って行く。その後をゆっくりと登る。体調を心配したが何とか着いて行けそうである。体調といえば数週間の抗がん剤治療を受け、先週退院したばかりの森本さんが参加している。素晴しい気力に敬服である。私の風邪引きくらいで挫けてはいけない。

 およそ30分で小下沢からの分岐に出た。ここで小休止。気温は結構低く5,6℃と云ったところか。でも風は穏やかで背中に陽射しを受けると暖かいくらいた。目を上に転じれば雲ひとつない青天が広がっている。今日はかげ信小屋の脇から見る冨士もシッカリと見えることだろう。
 "あと30分足らずですよ"と声をかけてかなりキツイ山道を急登すると見覚えのある丸太の階段の道に出た。もう少しでトイレ小屋が見えるはずだ。景信山頂はもうすぐだ。山道沿いに「シモバシラノハナ」があった。まだ、十分に成長していないようで必ずしも綺麗だとは思えない。大分むかし、冬に高尾山を登ったときに斜面で盛んに写真撮影していた人を見た。斜面には何やらティッシュペーパーを投げ捨てたような白い物が点在したが、近づいて見て「シモバシラノハナ」だと教えられた。


トン汁がグツグツと・・・

 山頂は賑わっていた。近ツリの団体が「餅つき」をやっている。景信小屋の前の木製ベンチには大勢の人が屯していて大賑わいである。私たちのMMCメンバーは一番奥の一画に固まっていた。すでに「八海山」も振舞われイベントが開始されている。早速コンロに火を入れトン汁の仕度にかかる。
 
 トン汁の材料が山と積まれ、2つの鍋に材料がぶち込まれ、次第にグツグツと煮え上がる。
 今日のイベントは恒例となった「年忘れ餅つき大会」である。今日の参加者38名から500円ずつ集金した。
 毎年のことだが地元幹事の亀沢さんが1ヶ月前に予約している。今日の餅つきは予約が殺到したようで小屋の親父さんの話では近ツリもあり、かなり予約を断ったとのこと。MMCは亀沢さんの早めの手配でうまく行ったようだ。来年も早めに予約することにしよう。


息の合った餅つきコンビ!?

 11時30分、1回目のトン汁が出来上がり食器を持ったメンバーがフーフー云いながらトン汁を食べだしたとき、ひと臼目の仕度が整い餅つき大会が始まった。秋本さんが杵を持つ。祐子さんが合いの手にまわる。二人の意気が決って餅つきが軌道に乗り始める。私には難しく手が出せなかったが、始めに蒸篭したもち米の塊を杵でこね回す儀式が大事だそうだ。秋本さんの腰が入ったこね回しは毎年のことながら道に入ったものでカメラのシャッターが押される。
 ベテランと初心者が仲良く餅をついて出来上がり。早速、つき上がった餅を小さく千切りながら大根おろし、きな粉、餡子の容器に入れていく。具をまぶした柔らかなお餅はなんとも美味である。私は青大根のおろしをまぶした餅を一つ頂いた。

 トン汁は4杯目になった。何しろ具が多い。出汁は使わず、大根、コンニャク、人参、モヤシ、長ネギ、油揚げ・・・・を水を張った鍋に入れる。グツグツ煮上がったところで豚肉を入れ、灰汁を取った後、味噌を入れて出来上がり。旨い!!


搗きたてお餅のトッピング

 餅つきはふた臼目となり、ベテランの指導を受けながら初心者が搗き手、からめ手に挑戦した。高橋さんの真剣な仕草に拍手が沸く。庄司さんの弟さんはむかし取った杵柄か腰が入って力強い杵が下りてくる。それに較べて新米さんの搗くときはタイミングがずれていて見ているほうでハラハラする。笑いと歓声のなか、ふた臼目の餅もつきあがり、再び多種のトッピング(?)と合わせて新餅をパクつく。秋本さんに聞くとこの柔らかさはつきたての一時だけですぐに堅くなるそうである。もち肌の触覚を持ったつきたてが一番美味しい食べ時のようだ。
 有吉さんの蕎麦も時を待って振舞われ、ちょっと早い年越し蕎麦となった。


亀沢幹事から皆勤賞を受け取る堀井さん

 今年最後の定例MMC、恒例の皆勤賞の発表である。1月〜12月MMCのうち、8月の自主トレ月以外の11回に参加した人は2年連続の豊田さん、殆ど幹事の平井さん、福島さん、宮園の堀井さん、そして幹事だから当然なのだが篠田幹事と私の計6名が皆勤賞である。地元幹事の亀沢さんから各自に賞品が渡された。そのあと、岡崎さん提供の可愛らしい携帯ミニボールペンが全員に参加賞として配られた。みんな大喜び。岡崎さんありがとうございました。

 山の写真屋さん、田中さんの集合写真を撮る時間となった。例によって景信小屋の前の広場に38名が勢揃いする。全員が揃うまで一悶着あったが何とか無事フレームに収まったようだ。まだ、13時30分。少し早い時間だが今日はここで解散することになった。殆どのメンバーは小仏峠に下り、奥高尾の城山に登り、一丁平、高尾山頂を経由して高尾山口に出るコースや金毘羅さんから下ってろくざん亭コースでJR高尾駅に帰るようだ。どちらも2時間以上かかるコースである。私は今日の体調を考えて登りのコースを戻って、小仏からバスで高尾駅に戻ることにした。同じコースで帰るメンバーと下り、14時40分発のバスに乗った。小仏峠経由で周って来たメンバーも加わり、10数名が一緒になった。


38名の笑顔が2005MMCの成功を物語っている

幻想的な寒さの自然美

 奥高尾経由のメンバーは宮園組を先頭に元気に縦断したようだ。景信山頂手前でシモバシラノハナを見かけたが奥高尾では立派な氷花が沢山あったそうだ。女房が帰宅後、接写した写真を見せてくれた。

 今回の山歩き、久しぶりに澄んだ空気の中で富士山の姿を眺めた。景信山頂から見た冨士、高尾山頂からの端麗な姿も素晴しい眺めだったようだ。日本人にとって富士のお山を見ると何だか幸せな気分になる。今日も少し得した気分である。写真はあえて載せない。皆さんの目蓋の裏に焼き付いていることでしょう。

 さあ、これで今年のMMCも無事締めくくられました。みんなの笑顔が今年のMMCの成功を物語っている。この笑顔を来年に引き継ぎ、また新しいMMCの年を開きたいと思う。MMCを楽しむには何はともあれ健康が第一。しかし、この駄文を認めている今、私はくしゃみと鼻みずに悩みながらキーボードを叩いている。みなさん、このホームページを見て風邪がうつらないように注意してください。



写真提供:田中さん、篠田さん、平井さん、澁井さん、飯倉さん、小林さん、恭子、小川

文責:小川 武