秋晴れの下、山頂の広場で盛り上がった!
11月18日(土) 岳 ノ 台 36名


 今日のMMCは恒例の4択クイズのアトラクションを仕込んである。この4択問題を作るのにずい分と頭をひねるのである。もっともらしい4つの設問を考えるのは意外と難しく、そしてうまくみんなが迷ってくれたときには出題者として満足するのである。このMMCクイズの結果は本文で明らかになる。

 9時35分発蓑毛行きのバスは超満員、喘ぎながら秦野駅を出た。運転手の言い草が気に入らない。最後の乗客がタラップから車内に足を上げようとしても満員の乗客で思うように上がれない。"あと一段上がらないとドアが閉まらずバスは発車できないよ!"とその乗客を攻めるようなアナウンスをする。"皆さんが車内に入れないとバスは出発できません。もう一歩ずつお詰め下さいませんか"位のアナウンスができないものか。乗客を乗せてやるという態度が気に入らない。


沢を横切って最初の休憩

 蓑毛でバスを降りて点呼を取ると28名、実は帰宅後名簿を数えなおしたら総勢36名であったから、先行者を除くと29名いたことになる。いつもながら私の点呼はいい加減だ。その先行者は平岡夫妻が8時55分のヤビツ行きに乗っている筈だし、1台前のバスで高橋良子さんをサポートして栗田さん、有吉さん、そして小松さん、庄司さんが岳ノ台を目指している。この秋晴れの下、大勢の仲間が集まった。
 蓑毛からヤビツへ向う山道は蓑庵の前を通って林道を登る。GARDEN COFFEEという山の喫茶店を過ぎると舗装された林道でかなり傾斜がある。一汗かいたところで沢を横切る丸木橋を渡って最初の休憩をとる。風もなく空にはまだ雲も現れてはいない。午後から曇りとなる予報であるが本当なのだろうか。
 休憩後、気持ちの良い山道を40分ほど登るとヤビツ峠に出た。


大山をバックに・・・

 MMC恒例の4択クイズを配る。ヤビツ峠で配ることに意味がある。問題の一つがこの場所にヒントがあるのである。第3問:今年、菩提にクマが確認されたのは何月何日?の答えがこの場所に掲示されていることを前回訪れたとき確認していた。答えは「9月28日」。第1問は恒例の「今日は何の日?」予告はしてあったが、さて皆さんの予習の効果は如何だったでしょう。


カヤトの山道を登る

 

 

 

 

 

 

 有吉さんからの無線で先行の7人はすでに岳の台の広場に着いたようだ。本隊も出発しよう。11時35分、お昼ちょっと過ぎには到着できることだろう。石段をを登ると丸みを帯びたススキの小山を一気に登る。一汗かいたところに高橋さんのお兄さん、古庄さんの倒れたところがある。高橋さん達はそこに立ち寄るために一足早く登ったのである。
 鹿柵を跨ぐ木梯子が腐っていた。一週間前の吉野さんの下見で注意されていたところである。渋井さんが金網の支柱を持ってみんなをサポートしてくれた。金網を抜けると左上がりの坊主山、前方に大山がどっしりと腰を据えている。私の名山である。
 柔らかな秋特有の空気の中を満足して歩く。苗木が植えられ赤い棒、青い棒が目印のように挿してある。大きく育ってくれ。今度の鹿柵用の木梯子はしっかりしていた。最後尾をのんびりと歩く。長閑である。
 鹿柵の金網扉を潜ると笹が覆った山道に入り、右端が崖になっていて踏み外すと危ない。注意しながら笹のトンネルを潜って進む。

 12時過ぎ山頂到着。すでにテーブルには食材が並びイベントが始まっている。いや〜、素晴らしい広場だ。私たちのほか誰もいない。心置きなくイベントを楽しめるというものだ。ビールあり、日本酒あり、ワインありの豪華パーティーだ。先週、宮園組揃って那須岳に登った松本さんがこれで百名山を達成した。先輩の栗田さんと並んで記念写真を撮って貰っている。


百名山踏破の二人(松本さん、栗田さん)

キノコがいっぱい!

 キノコ鍋も凄いことになっている。大鍋に2杯ぐつぐつと煮込み醤油とお酒で味を調えれば最高のご馳走となる。キノコはシメジ、ナメコ、椎茸、エノキ、平茸などなど、山のように積まれていたが、その中にめずらしいものもあった。じねんこ、茶樹茸、黄金タモギ、松茸ごはんの素、・・・知ってました?
 結局、キノコ鍋は2回、3回と作られ全部で6杯造られたようだ。それがみんなのお腹の中に納まった。

 いよいよMMC4択クイズの結果発表である。審査委員長の田中さんから発表された。


全問正解の9名の賢者


 4問正解者は9名である。左から渋井栄蔵さん、高橋良子さん、渋井祐子さん、岡田誠吾さん、庄子玲子さん、平岡七重さん、平岡嘉嗣さん、栗田宏さん、吉野武彦さん、おめでとうございます。用意した特別賞は3つだったので9人でジャンケンをして決めることになった。(一つは吉野さん提供の「第九コンサートのチケット」でした)


MMC記念切手

 因みに全問不正解は二人。お二人の名誉のために名前は記さない。
 全員に参加賞を配った。MMCバッチをデザインした「MMC記念切手」である。郵便局がこの夏からサービスを始めた個人でも切手が作れるもので、50円切手20枚が1シートになったものを赤青2枚ずつ外して台紙に貼った。みなさん、記念にとって置くのも良し、山の仲間にハガキを出すのも良し、本物の切手です。

 記念写真は展望台の上で撮ることになった。本来なら西の方向に雄大な富士のお山が見えるのだが風がない分霞んでしまって現れていない。大山をバックに山の写真屋さんが自動シャッターを切る。田中さんのほか、いつもの小林さんに加わって亀沢さんが展望台の手すりにデジカメを乗せてタイマーをセットする。3台のカメラのタイミングがなかなか合わない。


展望台で記念写真。1,2,3・・・ おやおや37名もいるよ!?

菩提峠の小丘

 14時過ぎ、菩提原に向って下山を開始した。本隊より小1時間早く広場に到着した庄司さんは早くから飲み始めたようで足元が覚束ない。"これから下りだから酔いを醒ましてしっかりしてくれ!"と声を掛ける。
菩提峠まではススキの中を歩く。陽射しが斜めにかかって秋色に輝いている。
 菩提峠の手前の高台にパラグライダの発進場があった。傍らにいたグライダーマンに聞いたところ、パラシュートが30万円、ハーネスが8万円、重さは18kgあるという。これを担いで山に登ってくるのだ。


 後方から庄司君がよろけて転んで怪我をしたと無線が入ってきた。菩提峠で待っていると両脇を抱えられながらフラフラとやってきた。額を切ったらしい。山でお酒を飲むのはとても美味しくどんどん飲めてしまうのだが酔って歩行が怪しくなるまで飲んではいけない。そこでMMC標語を創った。

「山でお酒は酔うまで飲むな。足元確かめ楽しく飲もう。」

 有吉さんが庄司君のザックを背負って先に下った。秋の陽はツルベ落としと云われるように日暮れが早い。山道で暗くなると厄介だ。林道を遮断している鉄柵に「全面通行止め」の標識がある。この先で崖崩れがあるようだ。躊躇したが有吉さんとサポートしている田中さんが柵を潜って先に行ったので私も続く。


山肌の崩落現場

 崖崩れの現場に到着するとかなりひどい山肌の崩落で山道が完全に塞がれている。折れた樹木や大きな岩石が通行を阻んでいる。この道を庄司君を通すことができるだろうか悩んだ。後方から篠田さんが無線で様子を聞いてきた。柵のある分岐を右に向って二ノ塔からの尾根筋に入って下る道もある。ただし、結構時間が掛かりそうだ。
 有吉さんが崩落場を渡り切り、再び戻ってきて何とかみんな渡れそうだと言う。少々冒険だがみんなを呼んで渡ることにした。庄司君は相変わらず足元がフラついているが先に進んだ長谷川さんの大きなお尻を目標によじ登っている。長谷川さんが誘導しているのだ。
 何とか全員が無事難所を通過したが本来なら戻るべきなのだろう。これも経験として頭に入れておこう。

 葛葉の泉で全員揃ってから菩提原のバス停に急ぐことにした。ここから40分ほど舗装道路を歩くことになる。暗くなった道を延々と歩く。4時30分、すでに日は落ちているが民家もあり、懐中電灯を出すほどではなかった。

 17時、バス停に到着。MMCとしては遅い下山となった。17時12分に渋沢行きのバスがあり、平岡夫妻が道路向かい側のバス停で待つ。秦野行きは15分発、ほとんど同じ時間にバスはやって来た。
 バスに座り込んだらグッと疲れが出てきた。やれやれみんな無事に帰路に着くことができた。

 余談ではあるが秦野駅で解散した後、8名が反省会と称して伊勢原駅で下車して飲みに出かけたようだ。元気なのは結構ですが、反省も程ほどにしてくださいよ。

スナップ集(送られてきた写真からピックアップしました)


沢を渡る

鹿柵の木梯子を上る

柔らかな山道

クイズ全問正解者のバンざーイ!

勝者のジャンケンポン

さあ、最後だ!

酒はうまいかしょっぱいか


ご満悦な笑顔


炒めメザシはいかが

ごちそうさまでした

宮園組

同級生

何が楽しいの?

もう呑めません?

もう呑めません2

まだまだ呑めるぞ

大山をバックに

タケノダイと読むらしい

いよいよ帰り道

ススキの小道1

ススキの小道2

ススキの小道3

ハングライダー発進場

後を見ると怖いよ

瓦礫を越える

崩落現場

写真:田中、小林、渋井、篠田、平井、恭子、小川(敬称略)

文責:小川 武