
亀澤さんとかめ岩と長谷川さん
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ここ4〜5年、初春の伊豆が岳には雪が付きものである。しかし、地球温暖化で世界的な暖冬傾向が日本にも及んでいるのか、各地のスキー場は雪不足に悩まされている。駅員さん手動のパスネット通過に手間取り集合時間10時ぎりぎりに改札を通り抜けると、雪や氷の気配が全く無い。正丸駅前の水道蛇口に施された凍結防止が、何か空回りしているようである。毎回このホームページを書き上げている小川幹事が多忙のため、私が駄文を書き留めることになりました。誤字脱字の空回り報告は、ご容赦。
1台後の電車で到着の人を待つ間に、MMCペナント製作発表が行われた。MMCは発足以来25年を迎えるそうです。篠田会長、小川幹事長のご足労、長老方のバックアップで毎月の催しが定着し、続いてきたものです。3人しか集まらなかったこともあったよと、篠田さん、感慨深げでした。記念事業を幾つか計画しているが、今回、小川さん発案のペナントを有志数名がこれは「素晴らしい」「面白い」と盛り上げ、はやし立て発案者自身に製作していただいたものである。記念写真の際には中央に位置する人に持ってもらい撮りましょう。集合場所ではストックにでも括り付けて掲げましょうか? もう一つの記念事業案に亀澤さんご提案の標識設置がある。馬頭観音から泣き坂経由で伊豆が岳を目指し、下山は正丸峠へ迂回するのがMMC基本コースである。泣き坂の手前で県立名栗げんきプラザ(青少年向けの林間宿泊設備)へ向かうコースが分岐しており、尾根筋から下山コースを戻るようにして伊豆が岳へ向かうコースが取れる。こちらは泣き坂の急傾斜に比べてなだらかで、足元も良いから、下山コースに適しているかもしれない。げんきプラザへの標識は整備されているが、伊豆が岳へ行けることを示す標識や略図も無い。又、尾根筋の枝分かれした巻き道もコース案内が不足している。適当な標識設置をご提案された理由である。今日は現状調査も兼ねて、げんきプラザコースから伊豆が岳へ向かうことにする。
10時20分ペナントを手に記念撮影予行演習を行い、駅前広場から斜め階段を降りる。どう説明したら分かるのでしょうか?何しろ斜めなのです。右足はそのまま前へ足を下ろせば良いのだが、左足は後ろへ引くように前へ?下ろすのです。今日は凍結も無く、雪もないから安心だ。手すりに掴まりゆっくり降りる。トントントンと降りられる人は、よっぽどバランスがよいのか変わり者です。日差しはなく、夕方に雨か雪の予報の割には暖かめで、風も全く吹いておらず嘘みたいである。馬頭観音で上着を脱ぎ、沢沿いに折れる。
10分ほどでげんきプラザへの分岐である。このコースは10年以上前からあったらしいが、2、5万分の1などの詳細地形図には載っていなく、山と高原「奥武蔵・秩父」昭文社も古いのには載っていない。最近、げんきプラザのリニューアルオープンに併せて立派な標識が幾つか設置された。ここは「実谷のふたまた」と称されている。右に折れ沢を離れ、5寸高ほどの緩やかな階段を行く。杉林は下枝が刈り払われており、手入れされているらしい。緩やかな斜面は滑らかで、足元を気遣うことなく登れる。 双子岩なる大きな岩が二つ横たわっている脇を通過すると「かめ岩」に到着である。亀が横たわっているようにも見えるし、かめ岩標識から見ると亀の顔に見えるという人もいる。林が開け、伊豆が岳も望めるので、小休止とする。 伊豆が岳山頂を望める場所は、この界隈では意外と少ない。泣き坂コースではその姿を見せてくれない。女坂と男坂の分岐で、男坂を見上げた先が山頂であるが近すぎて崩落が進む岩肌しか望めない。正丸峠から舗装道路を歩いているとき頂が僅かに望めるが、注意していないと見過ごしてしまう。
子の権現社務所の裏手から古御岳に並んで見栄えのする三角形の山頂を表す。しかし、かなり距離があって見通しの良いときでないと見られない。武川岳や大持山からも山座同定出来るが見下ろす形になってしまう。かめ岩とこの先の尾根筋からは、葉の枯れ落ちた今時、その姿を垣間見せてくれている。
尾根筋へ出てから小丸太で縁取った階段を上り詰めると大蔵山で左に伊豆が岳という文字が初めて出てくる。南より10m程下には、MMC基本コースの正丸峠への巻き道が平行して通じている。山と高原地図に記載されている道筋は、大蔵山を経由する尾根通しか、巻き道のどちらかは分からない。50mも歩かないうちに巻き道と合流する。ここは獣道風に見え、分岐標識も無いので、入り口としては分り難い。伊豆が岳から下ってきた場合、ここから正丸駅へ戻り下る人は途惑うだろう。ここへ分岐標識を設置してあげるのが良いかもしれない。
伊豆が岳へは、尾根筋を五輪山経由で向かうことになる。五輪山手前で直角に階段道へ曲がるところに分岐がある。直進がMMC下山路の五輪山巻き道である。今日は地図に掲載されている正規コースで階段を急登する。西北斜面の赤土には霜柱が立っており、溶け始めるとやっかいになりそうだ。ぼこぼこと霜柱を踏みしめながら登り詰めると五輪山である。ここは、泣き坂コースで登ってくると北側の巻き道で通過してしまう人が多いので立ち寄らないことが多い小高い山である。周りを低い雑木に囲まれた開けた山頂には、何時降った雪だろうか、僅かに残っている。地形や風の具合で、積もりやすく溶けにくい場所なのだろう。 五輪山から女坂コースへ向かい、近道コースで山頂へ向かう。ここも標識は無いし地図にも記載されていない。植林の手入れ用の道がういつしか近道として使われるようになったのかもしれない。12時前に山頂到着であるから、迂回コースでも時間的には変わりがない。急がば廻れかもしれない。
お正月は恒例のお雑煮とお汁粉。それに銘酒が並びイベント開始である。鍋用コンロが三つに、餅焼きフライパンコンロ二つに火が入る。持ち寄った食材がシートに並び出すと後続部隊も到着。お雑煮より先に汁粉が出来上がり、順序が逆だ。田中さんと篠田さん二人がかりで小豆を溶かすだけだから簡単至極。とは言っても溶かし方や薄め具合にノウハウがあるらしい。ゆでた小豆や缶詰、つぶし餡に漉し餡と材料の取捨選択もノウハウとのこと。お餅は亀澤さんと庄司さんがフライパン焼きで次々と焼き上げる。これは年季が入っていないと焦がすばかりだが慣れたお二方は手際よい。森本さんのローカル鍋にも火が入る。森本鍋もなかなかの珍味らしいが、何せ小さいので希少品、未だに食し損なっている。肝心のお雑煮は、仕事疲れかコンロの火力が弱いのか、なかなか煮立たない。飲み手に廻った小川幹事に代わりルンルン恭子さんが孤軍奮闘、食材投入に調味にと飲む間がない。八海山が空になり越乃寒梅に手が伸びる。やがて本命の雑煮も出来上がり満足満足。来年から伊豆が岳は、泣き坂を登り、かめ岩コースで下山するのがベストコースと決める。伊豆が岳に来て泣き坂を通らずでは登ったことにならないから、今回は泣き坂コースで下ることにする。黒田コーヒーを味わってイベント終了。記念撮影へ。
田中写真館初撮りを猿岩で行う。ペナントを掲げ記念撮影大成功。みんな明るい笑顔が並ぶ。若長老鈴木さんから幹事団へ「この旗の下、元気で行こう!」と嬉しいメールを頂いた。MMCの皆様、今年も25周年記念のペナントを高く掲げて、元気にMMCを楽しみましょう。
なお、下山コースの泣き坂の模様は下記の[アルバム集]で味わってください。 |