爽やかな初春のひと時を・・・遊ぶ

3月17日(土) 南高尾山稜 32名


 3月のMMCは高尾南山稜である。
 低山のコース選定は極めつけの頂上がないので却って厄介だ。MMCではイベント会場がどこかがポイント。今回も前回に実施した「城山町民コミュニティー広場」に設定することにする。MMCのメンバーにとってはコースの難易度は問題でないが、次のようなコンセプトでコース設定をすることにした。
 @高尾山口の集合を早くしない。A12時にイベント会場には着く。B町田市の最高峰の草戸山と今回の最高峰(420m)榎窪山を歩き、城山湖を一周する。C峰の薬師で展望を楽しむ。D帰路に南山稜を歩く。E全コース4時間30分以内とする。
 さて、参加のみなさん、歩いた結果は如何でしたか。亀さんコースはやはりきつかった??・・低山と聞いただけで、頭の中がなんとなく楽だと思ってしまう・・ここが低山計画の難しさだ。

 今日は、暖冬を返上しての寒い一日である。
 9時30分、高尾山口駅には岡崎さんが合流して総員32名の大部隊が集まった。流山の清水さん、重さんは初参加、皆さんへの紹介が済むと、さあー出発だ。
 高尾南山稜は高尾の地図でもあまり記載がない。きょうのコース確認にみなさん苦労したようだ。予定通りに9時40分に出発、「案内橋」を渡って甲州街道を歩く。車で走ってはわからない山あいの落ち着いた風情が感ぜられる。稲荷山ピークの東屋が見える付近から圏央道のインターチェンジ工事現場なる。ここを通過すると今日の登山口の梅ノ木平である。ここで身支度をして10時10分いよいよ山行のスタートだ。谷内さんはハイビジョン撮影に余念がない。

 うかい亭、老人ホーム「福寿園」をすぎると林道は三ツ沢峠に向かうが、地蔵さんが見守る分岐点から、われわれは草戸峠に向かう登山道を歩くことにする。この分岐点に峰の薬師があるように書いてある地図もあるがそんなものは何処を探してもない。登山道を登り、高度をどんどん稼ぐと展望の良い草戸峠にでた。高尾山薬王院や高尾山頂が展望できる。一服して展望を楽しむ。
 ここから町田市最高峰365mの「草戸山」はもうすぐだ。途中地元の学校が設置した展望台がある。見えるのは町田市で、足下のふもとは境川の源流である。そこには町田市のキャンプ場もあるがここからは見えない。10分も歩くと山ノ神神社が見えてきた。草戸山だ!!学生のグループやハイキンのグループで賑わっている。ザックを持たないハイカーも多い。町民広場に車を置いて城山湖を一周する散策の人たちで、約1時間で回ることができる。

 展望台からは城山湖の堰堤や相模原市が見渡せる。右手のほうには榎窪山の4本の鉄塔が見える。さあ「榎窪山」を目指して出発しよう!
 草戸山から榎窪山まではきついと悲鳴が聞こえそうな??城山湖一周路で最大の難所だ。といっても低山のこと長々と登りが続くことはない。榎窪山は420mの山で高尾山、小仏城山や景信山が展望される。少し下ると三沢峠となり、大垂水峠から一丁平への出発点である。


往きの草戸山だ。まとまって一休み

これからイベント広場まで一登り


 時刻は11時20分、この調子だと峰の薬師に行っても12時に予定通り着くと判断して出発する。が・・緩やかな広い山道になったのに皆さんの歩きがやたらと遅い。きっと酒やご馳走がちらついたからか。先ほどの登りでくたびれたか。先頭集団の5名は峰の薬師の広場についたが、残りは途中の展望の良い場所で歩きが止まってしまったようで待っていても来ない。鈴木さんから引き返しているとの無線が入る。これは困った。道を間違えると大変なことになる。待つように指示をして薬師堂も奥の院もお参りせずに急いで引き返す。石井さんと鈴木さんが分岐のところで待っていてホっとする。

 ここから近道の「きこり道」を経てコミュニティー広場まで直行する。途中には小鳥の観察東屋、加藤文学記念碑がある。発電所の変電設備付近からは津久井湖や仏果山が望める。12時はとっくに過ぎてようやくコミュニティー広場に到着した。
 
 イベント場は先客が一席使っていたが、空いたテーブルを占拠してイベントが大いに盛り上がる。お好み焼きや焼きソバ、キャベツなどの野菜が満載だ。鈴木さんの焼き鳥、森本さんの鉄板焼き、いか焼き等々・・酒はといえば田中さんの銘酒「八海山」はうまい。吉野さんの濁り酒もきわみ、これは鬼門だ。みな警戒しながら飲んでいる。


慣れない手つきで頑張っているのは誰?

 梅の香の漂う広場もいか焼きの匂いで宴たけなわ。今日はシェフ幹事長の小川さんが欠席のため、篠田、平井の両臨時シェフが悪戦苦闘している。しかしお好み焼きも焼きソバも結構な仕上がりだ。あれほどあった食材も終わり、最後は恒例のコーヒーとなる。今日は黒田珈琲店がお休みのため、これも篠田珈琲店が臨時にオープン。珈琲が終わると最後の締めはこれも定番、田中写真館の集合写真で本日のイベントが終了した。


こちらは余裕綽々!?

 



 2時30分、満ち足りた胃袋と酒のほろ酔いを覚ますべく最後の山行に挑戦しよう。


睦子さんの妙技も・・・シャッターチャンスが難しい!

 




 鈴木さんはここでスキップしてバス停に直行。われわれは鈴木さんの見送りを受けて元気に出発する。草戸山までの急登は短いといえ大変だ。ダムサイトを経ると早速、急坂に見舞われる。そこはたっぷりと栄養補給したメンバーのこと難なくこなして草戸山に着く。

 これで城山湖を半時計回りで一周したことになる。あとは高尾南山稜を一直線と行きたいが、稜線は簡単に許してくれない。途中、朝のルートで高尾山口へスキップした3人を除き、紅葉台団地まで1時間半の歩きはアップダウンを繰り返すことになる。きょうのルートは四辻からの稜線ルートより更に南に位置した拓殖大学のフェンスに沿って歩く道である。四辻ルートよりはアップダウンが緩やかで短く良く整備されている。途中の分岐点で一服したが、あとは休むことなく歩き通す。右に拓大の運動場が見えてきたがまだまだアップダウンは続く。1時間半の行程中、誰にあうこともない静かな領域である。汗をかくこともなく紅葉台団地はずれの公園に4時30分に予定通り到着した。


穏やかな顔・顔・顔・・・・・・

 このルートは何故か地図には全く載っていない。案内板も無いしもちろんベンチもない。紅葉台側の入り口も小さな看板があるだけで大変判りにくい。歩くのは地元の人だけだろう。しかし今から木々の芽生えと花の季節は快適な山道だ。MMC初公開のこのルートをもう一回思い出してほしい。


下りも結構アップダウンで疲れたゾ・・・・!?

 団地の道を抜けてさくら階段を下ると旧軍の広大な地下壕の入り口が静かに眠っている。今は中に入れないが戦中には中島飛行機がここでエンジンを作ったそうだ。しかし湿気が多くて使い物にならないまま終戦を迎えたらしい。
初沢に沿ってさらに住宅の間を下っていくと京王とJRの高尾駅が見えてきた。大勢は案内板にしたがって高尾駅南口にて解散となった。反省組み4名は踏み切りをわたって高尾駅北口の定番「玉川亭」でささやかに乾杯して今日のMMCを締めくくった。

 さて、亀さんコース如何でしたか? 楽々と感じましたか。きついと感じた方は・・大山よりきつかった? アップダウンの変化を楽しむのが低山の極意、来年は三ツ沢峠から大垂水を経て一丁平あたりに挑戦しませんか。いいコースですよ!!


文責 亀澤 和雄


田中さん、渋井さん、平井さん、恭子スナップ写真