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晴れも晴れたりさらさら好天気! 恒例そうめん流し存亡の危機!平成6年から一昨年まで続いていた日向山・弁天の森キャンプ場、そして昨年場所を替えた丹沢・二俣河原でのそうめん流し会場が、丹沢ヒル被害の拡大で場所を移さざるを得なくなった。会長、幹事長は、昨年のそうめん流しが終わるや否や、顔を合わせるたびに何処か良いところないかな!しかし、MMCのイベント会場に見合う場所は、おいそれと見つかるものではない。梅雨時だし、雨よけの東屋が無いと天ぷらが出来ない。清潔な水が流れていることは当然、必須条件。それに、そうめん流しは集客力の高いイベントで参加者数が多いから、広いスペースも必要。出来れば車も横付けしたいし。トイレも有れば尚良し。勿論、一汗かくだけ歩くコースでないといけませんと無理難題です。其処はMMC、新緑が目に染みるころ、目処が付いたのであります。大岳山から流れ下る海沢(うなざわ)に、格好の舞台を探し出したのです。その詳細は、下見記録に記述してあります。 週初めからの週間天気予報で金・土曜日は雨模様。東屋が有るには有るが、いかにも可愛らしいので、雨に備えてブルーシートを仕入れに走る。ところが、木曜日になると、ひょっとしての兆候が、そして、前日金曜日の夕方には晴天予報に転じたのです。さすがMMCの念力!
鳩ノ巣駅前にはMMC皆々が笑み満面で集まる。日差しは強く暑いが、空気が乾いていて、清々しい梅雨の晴れ間を迎えたのである。あら!お久しぶり、お元気そうですね等々定例の再会に話が弾む。幹事長の参加者点呼で、本日は43名で〜す!記録的な参加者数です。冷房電車で羽織っていたシャツ類を脱ぎ捨て早くもTシャツ一枚に身支度整え出発。
多摩川を雲仙橋で渡る。これが結構高い。欄干から見下ろす渓谷は遥か下の方。高いところが苦手の私は、橋の真ん中を歩く。渡りきり振り返ると、後方のメンバーは未だ渡り初めではないか、長蛇のご一行様である。坂下の集落を抜けると緑陰の登山道に入り、爽やかな空気に歩みも軽やかである。松原さんが、姫神山からの岩手山って格好良いよね!と山談義をしてくださる。「どんど晴れ」一本桜からの岩手山は南部富士の美しい姿であるが、姫神山からは雄々しい姿である。東北の山では、栗駒山1627mやその北の焼石岳1548mにも行ってみたいよ!と山への意気込みが相も変わらぬ超人松原さんである。30分程おしゃべりをしている内に越沢(こいざわ)バットレスを見渡せる東屋に到着。一本たてる。 下見をしている私にコースリーダーを任されても、当の本人にその自覚がないものだから、何時もペース配分に不評を買っている。自分のペースで勝手に行くからである。単独登山の時は、写真を撮りながら休憩を兼ねるから、立ち止まって休むことはほとんどしない。又、楽なところは早く、登りに掛かると息が切れないようにスローダウンと歩くスピードが一定しない。スイマセン!先頭を行くリーダーにふさわしいのは、なんと言ってもベテラン祐子さんである。MMCメンバーを揃えて無事目的地に行き着かせるには、この人に限ります。しかし、道中この花何ですか?とか質問出来なくなります。ペースが変わらないのは亀澤教授。淡々と、黙々と長いコンパス(実際はそんなに長くないかも)でゆったりとした足運びながら早い。余裕があるからメンバーの足色を見ながら一定ペースを作り出し、いつの間にか目的地へ至るのだ。しかし亀さんコースはきついと言うのが常識ですから、毎回お願いするのも問題です。古希を迎える西村さん、今日は楽ちんコースというから来たけど、随分登るねとぼやかれる。いえ、この先美味しいお酒のためには一汗くらいはかかないといけません。と言っている内に、バラバラと大樽峠に到着。
大樽峠の地図に赤文字でコナラの巨樹と記されている。確かに峠の横に巨木が聳えている。根本に空洞があり枯れているのかと思ったが、頭上の小枝は芽吹いている。大木周囲の地面には、石が円形に並べられ聖域のように飾っている。幹周りをしげしげと眺めながら汗を拭きとる。祐子さんがさくらんぼを配りながら、きいちごが取れますよと教えてくれる。登山道脇の草に黄色い小さなイチゴが付いている。ぷちんと摘み取って口の中でつぶすと甘みと酸っぱい味が混じり美味しい。大きめの実を取ろうと手を伸ばすのだが、やっかいな棘があるのだ。実を付けた細い茎は、小鳥が止まるには弱そうである。棘としなやかな茎で実を守っているのかも知れない。
大方の人が揃い、汗も引いたところへ後方部隊が到着したので園地へ向かって下り始める。峠から園地までは、2km余り下り勾配の林道歩きである。4輪駆動車なら楽に登って来られる、林道である。しかし、この峠近辺に、さしたる植林も見当たらず、林道の必要性が疑問ではある。しかも、園地の手前300mからは、最近工事したような黒々としたアスファルト舗装までされている。舗装が現れだしたところへ、平岡夫人が大きなつば付麦わら帽子の下に、ニッコリ笑顔でお出迎えである。平岡ご夫妻は、遠路はるばる鳩ノ巣駅へ愛車を横付けされ、メンバーの荷物を詰め込んで海沢園地へ先回りして運んで下さったのだ。リュックサックはともかく、重いと言って差し出す一升瓶の類も割ったりしたら大変、曲がりくねった林道に気を遣って下さいました。しかも、車は2時間前には先着してしまうから、園地でイベント会場を確保しながらお待ちいただきました。 園地といっても、これと言った遊具が置いてあるわけではない。水場と東屋に簡易トイレが用意されているだけである。海沢上流の三ツ釜、ネジレ、大滝への滝見物基地になっている場所である。さしたるスペースではないが、大木が丁度40人ほどのイベント会場に都合の良い日陰を作ってくれている。平岡さんが大きなシートで場所確保した所に荷物を下ろし、鍋の支度である。今日はそうめんと天ぷらだから、コンロと鍋が幾つあっても足りないくらいだ。天ぷら鍋3つにそうめん茹で鍋に3つに火が入ると、食材を供出したメンバーにも気合いが入って賑わいが増す。シートに並べられた銘酒の栓が開き、次々と一升瓶が歩いてくる。そんな訳ないですがね。八海山とか越乃寒梅とか傾けられる瓶しか目に入らないものですから。
そうめんは、大体1から2分で素早く茹で上がるから忙しいのです。コンロに火をおこした私は、そのまま慣れぬ茹であげ担当になってしまう。篠田会長に習って、投げ入れたそうめんが沸騰したら、小俣く〜ん、良子さ〜んと叫ぶ。するとご両人、熱々鍋を抱えて水場へ移動、一気に洗い冷やす。流しそうめん休業中の佐藤さんが手際よく一口大にまとめてざるに取り出す。3つのそうめん鍋は塩梅よく回転する。
お腹が一杯になってきたところで、会長が滝を見に行きま〜す!と宣言。最初の三ツ釜の滝まで10分ほどだが、帰り道はお酒の多かった人には勧められない。足元のしっかりした人だけで、出かけることになり、10人ほどを残し、滝を目指していった。残った私達は、黒田コーヒーの支度や後片付けをしながら、日陰を作ってくれている大木の花を見上げた。この大木はくるみの木だそうですが、フジの花の形状をしたうす緑色の花房が垂れ下がっているのであった。よくよく見ると大木のてっぺんまで花房がつり下がり見事なものである。 皆さん満足度も半分で滝見物を終えて、戻ってきました。そうなのです、最後の大滝まで行くには時間が足りなかったので、半分なのです。幹事団に次の機会を考えて貰いましょう。出来上がった黒田コーヒーを戴きながらのティータイムです。コーヒー鍋の大きさからして均等配分が難しそうだ。コーディネーション得意の渋井さんが、順番待ちのカップに、丁寧に注ぎ分けてくれる。いきなり、平井さ〜んと声が掛かり、マイカップに濃いめの黒田コーヒーを注いでくれている。良い香りである。香りを楽しみながら平岡夫人手作りのケーキは別腹とか言って、こちらも頂戴する。何時もご馳走様です。
恒例、田中写真館集合写真を撮り終えて下山とする。平岡車に空瓶、空き缶、ビニールごみなど、後始末一切合切を積み込んで戴き恐縮です。下山と言っても、ここから先は舗装された林道歩きを1時間、数馬渓谷添いのハイキングコースを白丸駅まで30分と安心コースである。荷物は軽くなり、酔いもほどよく、日陰の林道を気持ちよく歩く。オゾンもたっぷり吸って、満足である。渓流沿いのアメリカ村キャンプ場には週末とあって、マイカーが詰めかけていた。入場料¥1000は、チト高いか。大きな養魚場には生け簀毎に、大きさの異なる養魚が水槽を黒く染めて泳いでいる。釣り糸を垂れれば幾らでも釣れそうだ。この養魚場脇の道200〜300mは日陰がなく、道路の照り返しも強く、皆さん暑い暑いを連発。本当に暑かったですね。分り難い分岐で白丸駅へのハイキング道に入りホッとする。数馬渓谷に沿って整備された道を20分ほど歩くと数馬峡橋で多摩川を越える。民家の庭先を通り抜けると白丸無人駅に到着。水道で顔を洗ってさっぱり。通過してしまうホリデー快速を見送って、各駅停車の普通電車はMMC専用でがらがらでした。
この原稿を書き出したのは、今朝のMLBレッドソックスージャイアンツ戦、松坂―岡島のリレーでバリー・ボンズをノーヒットに押さえ込み、1−0 で勝利したのを見届けてからでした。中身の濃い緊迫した投手戦で見応え有りました。試合が終わり、繰り返し放送される二人の健闘するVTRに大満足でした。更に、レッドソックスの本拠地フェンエイパークは、後片付けをしていましたが、そこに流れるBGMが、なんと JOY TO THE WORLD(Three Dog Night)ではありませんか。満足の重ね餅でした。その分、書き始めが遅くなり何時にもまして書き殴りです。誤字脱字が倍増していますが、そこは、これまた何時もの通り、小川ご夫妻の手直しで体裁を整えて戴いています。 写真:田中章夫、渋井栄蔵、篠田紀元、平井義雄、小川恭子、小川武
平成19年6月17日 平井 記
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