梅雨も上がぬじめじめお天気を吹っ飛ばそう!
7月21日(土) 
高尾山一丁平 26名


  梅雨明け宣言されぬまま、定例MMC日を迎えてしまう。5時起きして窓外を除くと雨降りと言うほどでは無いものの、ぽつりぽつりと雨粒が落ちている。雨模様では、意気が上がらず寝ぼけ眼のまま、枕元に並べたハイキング用衣類を身につけ支度に掛かる。顔を洗い、玄関先の新聞を取りに出ると、濡れた路面が落ち着いている。お!MMC念力で雨をストップか。何とかなりそうだと思った途端に体がシャキッとなる。昨日の人間ドック検診も枝豆・ビールを少し控えましょうか、というお決まりの注文を付けられただけでセーフだったし、美味しく朝食を済ます。今日のイベントはラーメンだから、お水がたっぷり必要。ペットボトルに水を詰め込み、元気良く出発。

今日のコースは亀さんコース?

 雨上がりの京王高尾山口に降り立つと、既にMMCメンバーが顔を揃えている。やや少なめなのは、場所によって雨模様のところもあって取り止めた方がいたのかも知れない。雨で中止はありません!がMMCルールです。皆さん、空模様に躊躇せずリュックを担いで集まりましょう。
 イベント会場は、一丁平。参加者点呼を終えて、幹事長から案内の大地図パネルを前にコース説明が行われる。高尾山はコース整備が大変良くされていて、参拝者用の舗装路とか流れに沿ってとか山道を辿るとか、1号から6号路まで多くの道筋がある。今日は6号路で琵琶滝へ向かい、1号路へ転じてその先地図にない道で薬王院を巻いて高尾山頂へ抜けるらしい。整備された道以外に、地図にないショートカットや巻き道もあって複雑であるから、琵琶滝より先はどうも良く呑み込めない。もっとも、いつものことながらMMCメンバーは、話半分で、挨拶の続きをしているから分からないのも無理もない。でも大丈夫!道案内は地元の亀澤さんです。亀さんに付いて行けばよいらしい。カメさんがスタートしても、靴の紐を締め直したり、ストックを取り出したり、おしゃべりの続きをしたりとバラバラと出発である。


イワタバコの可憐な花弁

 雨上がりで半乾きの舗装路面から湿気が上がってくるのか、5分と歩かないうちに蒸し暑さが込み上げてくる。家を出るときからTシャツ一枚だから、我慢するしかない。私は無線機のチェックをしてから、先週
帰国した、アルプス3大名峰海外初ツアーのおみやげ話を始めた。快晴のマッターホル、ンへルンリヒュッテへの登攀が一番の感激であったから、何回話しても喜びが湧き出てくる。5日間連続のハイキングツアーで半分は雨模様であったが、雨でも中止のないMMC定例会訓練のお陰で、さして苦にもならず楽しめた。雲の切れ間に垣間見た、シャモニー針峰群やメンヒにも大変感動した。話尽きないうちに、先頭が琵琶滝に到着して小休止となり、やっと追いついた。亀澤さんが琵琶滝不動堂背中の斜面に、イワタバコの花が咲いていると指さしている。しっとり水気を含んだ草の中に小さな花房が付いているらしいのだが、高山植物に疎く、ましてや山野草に至ってはチンプンカンプンの私には見つけられない。不動堂の裏へ入り込んで近づいたが、薄いピンクの塊らしきグループが何となく見受けられるだけで、どうもピンと来ない。不動堂横の階段道から、ほらそこに咲いているのが良く見えるよ!と教えてくれる。小指の先ほどの大きさに、小さな花房が身を寄せ合うようにくっついている。雨に濡れて垂れ下がっているのか、下向きかげんに、けなげに咲いている。


別れを惜しむ・・・?

 琵琶滝から6号路を逸れてカメさんコースで行くらしいから、離れないで付いていかないと行けない。それなりの坂を行くカメさんペースは堅実だが、気のせいか速めのペースに感じられ、汗が滴り落ちてくる。1号路へ出たと思ったら、見覚えのある茶屋のところから、右手の山道へ入り込んで行く。樹林の中を行き、見通しは良くないが、高尾特有の巨木の混じる右傾斜のトラバースは、日陰で夏向きである。左手を平行している1号路は舗装路だし、参拝者用の道でもあるから、人通りも多い。人混みを避けるのにも適している。高尾山健康登山で2回の萬行を済まし、3回目も近い亀澤さんは、地図にない道を幾通りも歩かれているから今日のコースに選んでくれたのでしょう。トラバースは緩い登り傾斜で歩き良い道であるが、正規の道ではないのだろう。道幅が30cmも無いところで、危ないわけではないが右斜面が崩落気味のところもあった。正規の道へはロープ柵を跨いで戻った。案内標識を見ると、薬王院を既に通り過ぎた位置に出たことになっている。参道の石段を登り、混み合う薬王院を通り抜ける手間が省けて、中々良い抜け道である。この道は亀さん新道と名付けておくとしよう。

 高尾山頂で小休止、雨の心配はないが相変わらず蒸している。富士の見える展望所からは霞んだ山並みしか見えず、残念。ここで亀澤さんは、MMCレディーに囲まれてお別れの記念写真。用事があるのに、ここまで道案内をしてくださり急ぎ帰られるのである。亀さん新道もありがとうございました。
この冬高尾山の尾根筋コースを通行止めにして、色々手入れをしてくれたので、ベンチなども新しくなっている。階段ステップも追加してあって降りやすい。一くだりして、真っ直ぐの尾根道と右巻き道の分岐で、巻き道好きの幹事長が新しく整備されているようだから尾根道で行ってみましょうと尾根道へ登り出す。この辺の尾根道の水はけは良いのだが、踏み固められた赤土で、表面がつるつるで滑りやすい。今朝までの雨で湿っているから尚更だ。2〜3mの幅広の道である。平らで足がかりの良さそうなところを選ばないとつるっと行きそうである。下りに入ると、オット危ない!とか、滑るよ!と声がかかる。傾斜がゆるんできたところで振り返ると長くなった隊列は慎重に下っている。カメラを構えて、誰か滑らないかな!なんて憎まれ口を叩きながらパチリと一枚シャッターを切る。誰も転ばないね!と歩き出した途端に自分がステンと滑り転ぶ!罰当たりだ。皆さん注意して歩きましょう。


お酒大集合

 12時15分ほど前に一丁平東屋へ到着。お一人方が休憩しているだけで、会場確保が出来そうだ。大勢乗り込んで酒瓶並べて、鍋を始めると大体席を空けてくれる。というか追い出してしまうわけで、スイマセンね。
今日のイベントはラーメンである。一つ二つのラーメン作りなら簡単だ。茹でた麺に、野菜など適当に炒めて加えるだけで出来上がる。しかし20人前以上の材料を手際よく仕上げるには?会長・幹事長が待てよ、待ってよと段取りを一生懸命協議している(それほど大袈裟ではないかも)。ともかく4つある鍋に火を熾し、お湯を沸かすことにし、二つの鍋で具を作り、残り二つで麺を茹でれば出来上がるらしい。鍋奉行苦手の私は、火を熾すと逃げ腰に。しかし、MMCレディーから冷たく、今日は男の料理の日ですと突き放される。やむなく、麺の袋を破り、麺を引っ張り出す係に。そんな係なんてないか。袋の切れ目が見つからずあれこれ空け口を探していると優しいレディーが見かねて袋を裂いてくれる。経済に強い谷内さんの日経新聞を地面に敷いて、取り出した麺を積み上げる。これで茹でる準備は出来上がり。

 田中さんが八海山を配ってくれる。それも夏場に向かって調子が上がっているのか重い一升瓶復活である。若長老は業務用おつまみを大量に配って下さる。


いい加減な(良い加減)シェフ2人

 レディーがおつまみを次々と回してくれ、お酒が美味しい。大きな鍋での具作りはお湯が沸くにも時間が掛かる。森本さんローカル鍋で豆乳味のラーメンが出来上がり、ラーメン鍋の食べ始まりとなる。大鍋二つの具が頃合いよろしくなったらしく、はい!ラーメン茹でてと声が掛かる。会長に習って3つの麺を鍋に放り込み菜箸でかき混ぜる。ゆで時間は袋に書いてあるはずだが、既にゴミ袋の中に。それに麺の種類も各社各様で入り交じっているから何分?分かりません。麺がほぐれてぐらっと来れば出来上がりらしい。会長の出来上がり!のかけ声に合わせて、私もハイ!麺が出来ましたと誇らしげに叫ぶ。差し出される椀に麺をつまみ上げ、渋井さんの具鍋に引き渡せば完成である。5〜6つの椀につまみ上げると麺がすくえなくなってきた。2回目投入である。麺を解し、ぐらっと来たら出来上がり。麺をすくい取り具鍋の渋井さんに手渡す。良い感じの流れ作業完成である。渋谷の立ち食い蕎麦と対抗して出店できそうと自画自賛。何回か廻る内に、具鍋の具が少なくなり、野菜などの追加で一時茹で作業休止。この間に出来上がり麺の味見。結構行けます。幹事長も味付けを重ねた具の出来上がりに良い味になったと満足。


若さのランニング娘と記念写真

 ランニングスタイルなのか軽装備のお嬢さん4〜5人とルン様が楽しげに話し始めた。お揃いのユニホームを着て元気が良い。陸上部の高校生とかでニコニコ笑顔が気持ちよい。デジカメを向けてパチパチと撮りまくっているのは、MMCのおじさん達。爽やか乙女が手を振り去っていくと、今度は男の子が走り登ってきた。山岳マラソンのトレーニングでもしているのだろうか。頑張ってと応援して見送る。元気な若者は気持ちよい。後片付けをしながら、皆さんの持ち寄った材料を使い切ってラーメンパーティー終了。集合写真を撮り終え、相模湖経由の方が帰りやすいという超人松原さんと相模湖へ下ってみたいという小俣さんを見送り下山とする。

 田中さんが3日前にもトレーニングで登られていて、稲荷山コースのぐちゃぐちゃ具合が酷いとのことで、高尾山頂手前から稲荷山コース3分の1辺りまで下り、琵琶滝経由の6号路に入り下ることにする。高尾山頂手前までは楽な巻き道であるが、最後の登りになると、やはりしんどいね!と声が出てしまう。山頂手前の分岐から田中さんの先導は快調なMMCペースで、琵琶滝へ下り、ケーブルカー乗り場へ帰り着いた。


恒例となった集合写真ポイント

相模湖に下る松原さんと小俣さん

 時間のない若長老と小菅さんと別れ、コーヒーとまんじゅうの茶屋へ立ち寄る。20数名で抹茶とアイスコーヒーとホットでそれぞれ○人と○人と・・・315円に260円に・・・と相成り、集金が難しい。何故って、小銭が無くてお釣りの人や、二人まとめて幾らになります?とか、・・・難しいのです。取りあえず携帯電話の電卓で総額を計算する。集めたお金がイコールになればオーケー。と言うわけで小銭の寄り集まった現金を大蔵省と親戚?のルン様へ押しつけ数えて貰うことにする。


恒例となったコーヒーポイント

 

 しかしお金に確かなルン様によると総額が合わないときどうします!あちこちでやりとりしている個別のところで間違いがあっても解明できませんよ!と叱られる。そういえばそうだが。言っているそばから、手早く小銭を数えて!9千なんぼ円なんてありませんよ!と言われる。ルン様の直感で総額の計算そのものが間違っているらしい?ではなかった。会長、携帯電話の電卓を再度叩くと、違っていました!(笑い) 今日は何歩歩いたかね?と話題をそらして、コーヒー待ちとする。何歩・・・と各自の万歩計から声が上がる。一番正確そうな渋井さんの2万歩を今日の歩数として一件落着。美味しい、抹茶にアイスにホットを戴き満足。ラーメンイベント大成功でした。

 幹事長が日曜日にも仕事が入り、多忙のため記述代行しました。


写真:田中章夫、平井義雄、小川恭子、小川武

平成19年7月22日 平井 記