|
MMCのHISTORYを紐解くと1999年9月に高水三山を訪れている。軍畑駅前に集合した面々を前に、田中さんが当時の集合写真やスナップを披露されている。ご自分の姿を確かめ眺め入る皆さん、幾らかお年を召されたようですが、お変わりなくお元気なご様子で! 今年の夏は猛暑でした。私の隣町熊谷で気温40.9度の新記録樹立というおまけまで付く始末でした。その猛暑を引きずっているのか、それにしても蒸し暑い。軍畑はホリデー快速も止まらない無人駅。駅前のお店の人が掃除を引き受けてくれているのだろうか、小さいが綺麗なトイレを使い、夏バテを吹き飛ばそうと出発する。 軍畑駅235m→常福院710m→高水山759m(イベント)→岩茸石山793m→惣岳山756m→御嶽駅235mと奥多摩入口の軽いハイキングコースだが、イベント後に岩茸石・惣岳の二山越えるのはシンドイから惣岳山は巻き道にしましょうと、下見後決めておいた高水二山踏破コースである。 駅横で青梅線の人道用踏切を渡り飯能へ抜ける地方道へ出る。対向1車線で広い道幅の割に斜度があり、きついカーブの続く舗装道路である。土曜日のせいか車の走行は少ないが、歩道を選んで歩く。この道は、雷電山登山口へ向かう道筋と同じである。途中、左折して高水山登山口へ平溝川に沿った1車線へ入る。平溝川の細いところは、小滝になったりしている。流れの水しぶきが薄日に輝く様は、いかにも山里へ入った感じである。30分ほどで高水山登山口に到着。何の記念なのか読み取れないが、身の丈を越える大きな記念碑が建っている。その横というか、子供と言ったらよいのか小ぶりの石が張り付いていて、高水山参道と刻まれている。山頂手前の常福院への参道が登山道を兼ねている。
高水山登山道入口で、身支度を整える 参道といっても、舗装されている。入口に高源寺と天之宮神社があり、奥に社寺の住まいや、砂防ダムもあってのことらしい。しかし、もともと山寺の参道を無理矢理に舗装道路としたためか、偉い急坂である。 参道なので、合目標識がぽつんぽつんと置かれている。大山の樣に、標識が置いてあるところは、それらしい大木の下や、一休みできそうな場所に立っているのと違い、注意していないと見過ごしてしまう樣な山道の脇に埋もれている。
砂防ダム横の階段が応えたのか、幾らか遅れ気味の人達が到着してから、更に5分の休憩で、イベント会場へ一登りと頑張る。水分補給を十分しないと、熱中症や脱水症状を起こしかねない。私は、山頂でのビールを思い、水筒のお茶は、舌を湿らす程度で我慢した。喉が渇いているほどビールは、美味しいからである。今日のように、大量の汗をかくときは、適度に塩分・水分補給をしないといけない。所用が重なり篠田会長は欠席であるが、声高に水分補給して下さ〜い!と絶えず呼びかけていたのを思い起こした。
常福院へは、林道が通じているのか、右下に砂利道の車道が見えている。地図を見ると成木街道からなちゃぎり林道が寺院下まで伸びていた。何かの時に使えるかも知れない。 今時、山寺に籠もるような人はおらず、生活するのは町中であろう。山中の立派な神社、仏閣には、必ず車道が通じていると思って調べてみれば、隠れた林道が見つかるかも知れない。参道の方は、山道が水平になると、正門下の階段へ出る。参道に付きものの4〜50段くらいの階段である。階段を上っていくと山門越しに本堂が徐々に姿を現す。こうした作りは威厳を強調するためだろうか。舞台装置として見ても工夫された作りに思える。元気良いMMCレディーは、にこやかに階段を上り詰めて到着である。
イベントは豚汁です。食材は各自ほんの少々持参のはずが、ビニールシート一枚では収まらず二枚に並べる。否、積み上がりました。今日の鍋奉行は小川幹事長に代わって澤田さん。手つきがよい。味噌を溶くのに、お玉二つでスイスイとこなす。私は、金網の味噌溶き用具を使いかき混ぜるだけだから、偉く感心し見入ってしまう。それに味見も、板に付いている。小皿に少量取ったものを味見して、お椀一杯の味が推察できることが理解できないから、恐れ入るばかりだ。私は、レシピ通りに投入し、結果はそのとき次第である。道具や計量カップが揃っていないから、鍋奉行は勤まりません。ここだけの話ですが、篠田会長も味見は出来ないと思います。あれこれ材料の投げ入れ指示はされますが、これで味良し!というのは聞いたことありませんからね。
誰が持ってきたのでしょうか?何方か酒屋さんでも始めるのでしょうか?ずらりと銘酒が並びました。一升瓶の方は、あの小さなザックでは、一升瓶以外何も入っていないのではと冷やかされていました。酔ってお帰りの夜道は暗いですから、懐中電灯を、夜露も冷えますから雨具も持参してくださいね。2時間近くの宴会の終わりは黒田コーヒーで締めくくり。
ここで、黒田コーヒーの入れ方のコツを内緒でお教えしておきます。濃し紙袋に優しく詰めて来るのは、勿論ですが、お水の中へそっと沈めてから、お湯を沸かすのです。熱い湯に放り込んではいけません。そっと沈めてから湧かすのです。そうするとコーヒーの苦みが出ずに、味だけが湧き出るのです。煎じるには熱い湯という思い込みを払拭しましょう。内緒です。 何時になくルンルン恭子さんがはしゃいでおられる。そうです、今日はイケメン原さん37才独身が初参加です。集合写真はMMCレディーがイケメンを中心に取り囲み、早く撮って!と賑やかなこと。ご機嫌斜めの田中写真館、一枚しか撮っていませんけど、上手く撮れていますかあ? イケメンのお陰でMMCの平均年齢が50代(そこまでは無理ですか?)に若返ったことを思えば、喜ばしいことです。
このコースの最高峰岩茸石山へは、お腹が一杯で大変でした。しかし、山頂は蒸し暑さが消え、展望も開け、楽しめる。山頂の一角に木の棒が立っている。先端に親指ほどの穴が空いており、覗けるように成っている。ここから覗き見られる山は「棒ノ折山」ですと書かれている。棒ノ折山はここから尾根伝いに2時間30分程の距離である。似通った山並みの中でアレが「棒ノ折山」ですと指し示すのに、良いアイデアだ。覗いて見た皆さん、成るほどと納得顔である。実はこの柱は以前標識板があったものが肝心の板が朽ちて無くなってしまい、残った柱の板止めのボルト穴なのです。それが何と棒ノ折山がピッタリと納まる位置に残ったもので、これを見つけて「棒ノ折山覗き穴」と落書きした人のウイットに拍手しました。このアイデア、山の山頂にあちらこちらの方向に見える山が書かれた覗き穴があると良いですね。
この蒸し暑さに大汗と長時間のイベント休憩で体が冷えたのか、長老の足がご機嫌斜めですと無線が入る。若長老他、ベテランがお付き合いしてのんびり下るとのことで、先へ下ることにする。私もMMC7月鍋割山で昼食休憩後の下山を始めた直後に脹ら脛が攣ってしまったことがある。蓄積した疲労と冷えが原因らしい。寝床で起こすこむら返りと同じで、痛いが、暫くジッとしていれば収まる。
三山目の惣岳山の巻き道を行き、開けたところで振り返ると、高水山、岩茸石山が秋の日差しの中、鮮やかな緑に覆われた山並みを見せている。こうしてみると随分と歩いて来たことが良くわかる。踏破して来た山並みを振り返り見るというのも山歩きの楽しみの一つである。 このハイキングコースはこの辺りから御嶽駅までが思いの外遠く、長く感じさせるのである。コースタイムは高水山から2時間30分だから、相当なものである。植樹林の中を下って行くと先週の台風で千切れた枝葉が沢山落ちて山道を蔽っている。台風の風の強さを思い起こした。 写真:田中章夫、平井義雄、渋井栄蔵
平成19年9月16日 記 平井
|
|||||||||||||