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MMCと丸山は相性が良いのか悪いのか・・・一筋縄ではいかない山である。初めて丸山に登ったのは1998年10月3日(土)、恭子と二人で下見に出かけた。記録によれば、それまでMMCとして登ったことがない山である。バスを使わずに登れる山ということで提案したが、初めてのコースとなると下見が大事だ。二人で行った日は秋のこぼれ日を浴びて気持ちよく歩いた記憶がある。デジカメもなかったので写真も残っていない。でも、大野峠から丸山に登る山道にはどんぐりの実が絨毯のように落ちていて拾いながら歩いた。 1回目MMCの10月17日(土)は雨天の予報、今なら決行するMMCだが、当時は前日に延期の連絡が参加予定者に伝えられ、結局2週間遅れの31日(土)に実行している。その日は小春日和に恵まれた。 2回目MMCは2003年9月、大野峠まで来て風雨に阻まれ、東家でイベントを行って引き返している。 3回目MMCは2004年3月、リベンジで登った丸山は3月には珍しい大雪、珍しい体験をした。 そして、今日の丸山は私たちをどのようにして迎えてくれるか楽しみである。 芦ヶ久保駅9時34分着の電車で全員が集まった。28名である。少し雲があるものの青空が広がっている。9時45分、駅前の急な階段を下りて国道299号を東に向って歩き出した。寒い! 手がかじかんでしまう。いつものことだがこの国道は大型トラックがよく走っている。身体の横を走っていくと風圧と轟音で怖いくらいだ。途中、火事の後始末をしている脇をすり抜け、枯葉舞う秋の景色に見とれながら20分で赤谷についてしまった。
いつもここで衣類を調整するのだが今日は寒くて長居はできない。さっさと通り過ぎて民家の脇の山道に入っていった。 よく手入れをされた杉の植林地を登る。寒さの中にも身体が汗ばんでくる。MMCメンバーはみんな元気だ。休憩もせずどんどん登って行く。 気持ちの良い山道だ。シーンと音が聞えそうな静寂の森に私たちの楽しげな声だけが聞える。歩きながら深呼吸をした。休憩もなく登り続けて1時間ほど、メンバーの中から大野峠の手前で休憩しようと声が出たが、リーダーの平井さんは厳しくも"3分間、立ち休憩!"と号令をかけた。
結局、大野峠でも休憩することもなく心臓破りの急坂を一気に登って堂平見晴らし台にでた。4年前にはここに東屋があり、寒さを凌いでイベントをやったが、その東家もなくなり、ハングライダーの発走所になっている。遥か前方の空に縞色模様のハングライダーが気持ち良さそうに大空に遊泳している。目の前の唐松林の黄色いアクセントも目を楽しませてくれる。
見晴らし所で一旦休憩したがコンロ,鍋を持ったメンバーが丸山展望台を目指して先に出かけた。最終組みを待って全員が丸山を目指したのは11時40分である。
ビールで喉を潤し、八海山をはじめとする銘酒、ボンジョレ・ヌーボなどなど、山のお酒も次々とまわってくる。本当に幸せなひと時である。広場のあちこちに散らばって秋の日差しを満身に受けている。
1時間30分以上も広場で過ごしてしまった。山の写真屋さん、田中さんが光の具合を考えて、日陰にみんなを並ばせた。この方がみんなに光が回るのだそうだ。横で小林さんもタイマーをセットした。2拍ほどずれてシャッターが落ち、タイミングが狂ってしまう。いつも笑いを誘う集合写真である。
水をあらかた使い果たしてしまったので20分ほど先の県民の森展示館に向った。ここで黒田コーヒーが振舞われた。大きな東家には手作り玩具を展示販売している赤いヤッケを着た人が盛んに呼び掛けている。懐かしい擦り風車を100円で売っている。みんな子どもに還って喜んでいた。擦り風車を回すにはコツがいる。棒に刻み込まれたギザギザの端を強く早く擦るのである。モーターが入っているかのように良くまわる。
コーヒータイムと思っていたが、意外と時間が掛かってしまい、芦ヶ久保に向って帰ることになった。一旦分岐まで戻って下るコースが地図に示されていて、今まではそのコースを下っていたのだが、平井さんが戻り返さなくても山道を下るコースがあると先導してくれた。林道に出るとすぐに山道に入りながら森の中をぐんぐん下って行った。最後尾がコースを間違いないように無線で連絡しながら下っていった。 果樹園近くの道路に出たところで林檎を売っているおじさんがいて、岡崎さんが買って試食をして美味しいといった。4,5人の仲間が戻って買いに走っていった。 芦ヶ久保駅下の道の駅で次の電車を待つ間、休憩することになり、思い思いの注文で時間を過ごした。生ビール、ワンカップ、ソフトクリーム、コーヒー・・・、ほろ酔い気分で16時40分の電車に乗った。 今日の一日、心地よい小汗をかいて、旨いお酒を呑んで美味しい鍋を食べ、そして素晴らしい秋色の景色を堪能した本当に楽しい一日でした。
写真:田中章夫,平井義雄,澁井栄蔵,小林庄一,北村克彦(睦子),小川恭子,小川武
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