小春日和に低山を歩く楽しみを満喫・・・・

12月15日 弘 法 山 40名
記録:小川 武


 月例MMCも今年最後、年間を通じての毎回参加の「パーフェクト賞」や「4択クイズ」の表彰、「古希のお祝い」、みんなで秘密裏に進めた篠田会長に感謝状を贈ることなど、いろいろ準備があったので前日までバタバタしていた。天気予報では寒気は厳しいが快晴とのこと、大いに期待しよう。

 小田急線・鶴巻温泉駅、10時前に大勢の仲間が集まった。初参加のNHKアーカイブスの斉藤さんを含めて40名の参加である。雲は少し出ているが寒気はそれほどでもなくポカポカ陽気である。篠田さんを先頭に鶴巻温泉のメイン道路を歩いて東名高速の高架下を潜って右に向うと登山口である。篠田さんに先頭を行ってもらったのには訳がある。「感謝状を贈る会」幹事が後のほうで賛同者から集金しながら歩いた。みんな篠田さんの驚いた顔が見たいのである。
 私は弘法山に年数回は登っているが殆ど秦野から浅間山→権現山→弘法山→吾妻山→鶴巻温泉と逆コースで歩いている。先月11月にもこのコースでNTS-OBと一緒に歩き、帰りに鶴巻温泉の「ゆたか」で温泉に浸かって帰った。そして今回の鶴巻温泉側からの登りは久し振りである。緩やかな山道を登っていると日差しが暖かく、落ち葉がなければ12月を忘れさせてしまう。正に小春日和のハイキング絶好の陽気である。


4択クイズに真剣に取り組む姿

 30分ほどで初めのチェックポイント吾妻山に到着。この山の名前は各所にあり、日本武尊が東国征伐のため、相模湾を渡る際、荒れた海を沈めるため、妻の弟橘媛(おとたちばなひめ)が海に身を投げて沈めたという。東征の帰り、日本武尊は山の上から海を眺め、"吾妻はや"と叫んだ。その山が「吾妻山」と名づけられたそうで、そんな伝説が残った山があちこちに残っている。
 吾妻山でMMC恒例の「4択クイズ」の用紙を配った。毎年のことであるが「4択クイズ」を作るのは結構難しい。でもみんなが回答に迷っている姿を思うと楽しみでもある。毎回、つまらないものだが賞品を用意するのが最も苦労する。


落ち葉の絨毯の上を歩く

 吾妻山から次のチェックポイントは弘法山である。落ち葉の絨毯を踏みしめて歩く山道は気持ちが良い。鼻歌を歌いながら、仲間と談笑しながら歩いていった。先頭を行く篠田さんから無線で蜜柑園の脇で蜜柑や野菜を売っているところで足が止まっているという。そう、その場所で売っている蜜柑は甘くて安いのだ。最後尾で歩いていると平岡さんが落葉の地面を見ながらキョロキョロしている。帽子に着けたMMCバッチのピンが抜け落ちてしまったのだそうだ。周りのみんなでしばらく探したが、この落葉の滞積した地面で小さなピンを見つけることは難しい。諦めて先に進んだ。
 蜜柑園の入口では小粒の蜜柑は"ご自由にどうぞ"、商品の蜜柑は200円、その他、ウコンやブロッコリーなど野菜も売っている。小粒の蜜柑を口に入れると甘い汁が美味しい。野菜を買って「ご自由小蜜柑」を幾つか頂いてきた。


弘法山はハイカーで賑わっていた


「森に生きる」石彫刻

 弘法山でみんな揃った。他のハイカーもたくさん居る。ネコちゃんも居る。いつにも増して人が多い。このお天気、近くのハイカーが散策に繰り出たのだろう。そんな中、MMCの仲間では3時間もかけて鶴巻温泉まで来る人も居るのだから大変なものだ。山頂には江戸時代から時を告げていた「鐘楼」や弘法大師像を祀った「釈迦堂」、山頂の湧き水として白く濁った乳の香りがすると言う「乳の井戸」などがある。時刻は殆ど正午、鐘楼の鐘を突きたいところだが、麓の人家からむやみに突かれる鐘の音がうるさいと苦情があり、"ご遠慮ください"と表札が建っている。

 弘法山から権現山まではよく整備された散策路をほんの一歩きである。道の両側には桜の木がずらっと並び春には桜のトンネルとなって大いに賑わうところである。道の左側に石の彫刻が建っている。童とフクロウの石彫刻で「森の精」を表しているのだろうか。いつも横目で見ていたのだが、ふと後に背の高い花が咲いているのが目に付いた。2mもある茎の上に淡いピンクの大きな花びらが開いていた。この時期、花を見るのは珍しい。近づいて何の花かなと思っていたら澁井裕子さんが"皇帝ダリアだ!"と寄って来た。花の名前を知っていると山歩きも一回り興味が深くなると言うものだ。
 
 権現山のイベント会場は石段のある南西端の展望広場である。近くの水場から安田さんが2つの鍋に水を一杯にして両手で運んでいる。重さで手が震えている。可哀想だ。新人をいじめてはいけませんよ。早速、イベントの準備が始まった。今日の出し物は「芋煮鍋」、材料が並んで鍋が3つコンロに乗った。鍋奉行は澤田さんで決まりである。MMCで腕を上げたようだ。森本さんも「森本鍋」を仕込んでいる。


お神酒も整列!

イベント会場は大賑わい

 

 

 

 


 いつものようにお酒も並んだ。鍋が出来上がるまでお酒を頂くことにする。日本酒が美味しい。私はお餅を半分に切ってフライパンに油を引いて揚げ餅を作ってみた。ふっくら膨らんだら唐辛子入りの醤油を着けて海苔を巻けば「磯辺焼き」の出来上がり、香ばしくておいしく出来上がった。

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 3つの鍋で芋煮が次々と出来上がる。熱々の鍋は冬のイベントにはピッタリだが、今日の陽気は嬉しい誤算、上着を着なくとも暖かいくらいだ。よく食べ、よく飲んだ。デザートも次々と出現、北村さんは男の手とは思えない巧みさで林檎を次々と剥いてくれた。森本さんの「コラーゲンたっぷりのダイエットゼリー」は手作りの銘菓(?)、黄な粉をまぶして口の中に放り込むとプファっと黄な粉が吹き出し、甘い香りが喉を通過した。膝の関節に良いらしい。


栗田さんの古希のお祝い

 

 

 


 


 盛り上がっているイベントも1時間半を経過している。ここらで4択クイズの正解発表とした。審査委員長の田中さんは金曜日から湯河原で忘年会があったのだが、審査委員長の重責を果たすため、湯河原から急遽参加することになった。


3問正解者の笑顔

 4択クイズの問題は毎年頭をひねって作成するが適当に難しく適当に当たってくれる頃合が難しい。「今日は何の日?」関連は毎年出ますよと予告していたから、全問正解者も多いだろうと10名分の「全問正解賞」(ジャンボ宝くじ)を用意した。参加賞は昨年、「MMC記念切手」を作ったが、今年は準備にかかった時期が遅くて切手制作は間に合わず、「宝くじ」100円券、こちらは12月12日からの発売ということで直前の購入となった。
 4択クイズの結果は惨憺たるもので全問正解者はゼロ! 3問正解者4名、2問正解者12名・・・・、クイズ制作者としては失格であろう。反省して来年は全問正解者5人を目標にしましょう。


7名のパーフェクト賞の代表?

  第1問の"今日が誕生日でない人を当てる"問題では12月10日生れの「栗田宏」さんが○である。まちがい当てクイズで間違ってしまった人も居たようだ。ここで栗田さんの「古希のお祝い」を合わせて執り行った。賞品はオレンジ色のTシャツ、よく似合ってました。

 第4問の"パーフェクト賞(今年度皆勤賞)は何人?"は7名と今まで最高、合わせてパーフェクト賞の表彰式を実施した。谷内さんは自分がパーフェクトの対象と知らずに一生懸命ビデオを回している。みんなに呼ばれてはじめて気付いて慌てて前に出てきた。みんな満足そうな顔であった。賞品は「小型マグライト」、3つの店を回って一番安いところで買ったが店によって価格がずいぶん違うことに驚いた。
 そして「4択クイズ」の表彰式は全問正解者がなく、意気の上がらないものだったが全員に「宝くじ」が配られた。万一高額賞金が当たりましたら、MMC基金に一部ご寄付願いますネ(?)。
 表彰式はこれで終わりではない。今日の最大のイベント、篠田会長に感謝状を贈ることになった。25年間、MMCのリーダーとして頑張ってきた篠田さんにMMC最長老の黒田さんから感謝状と記念品目録が贈られた。因みに記念品はカシオのソーラー電波時計で高度計(気圧計)、方位計、温度計が付いたアウトドア時計の優れもの。密かに篠田さんが持っていないことを調査してから購入した。


篠田会長に感謝状を贈る

篠田さんと「贈る会」世話役

 この感謝状を贈る会の世話役は栗田さん、平井さん、恭子のほか、森本さんや富沢さんにも手伝って頂きました。MMCの殆どの方に賛同して頂き、感謝状を手渡すまで全員が篠田さんに悟られぬように言動に気を配ったことも楽しい体験でした。皆さん、ありがとうございました。


江ノ島方面を眺める
 

遠く大島が浮かんでいる

撮影者の弁;目立ちすぎてゴメンナサイ

 記念写真を撮って下山することになった。今までイベントに夢中になっていて権現山からの景観を忘れていたが富士山こそ見えないが箱根の外輪山の山々は勿論、相模湾の大島や江ノ島、果ては房総半島のほうまで見渡せる。また、空気の清んだときに来て見よう。
 権現山を下り、浅間山を経由して秦野側の登山口に降りた。ここから市街地を歩き、イトーヨーカ堂の近くの路地を入って「弘法の清水」に寄った。滾々と湧き出る清水は軽くて旨い。日本の名水百選に選ばれている。


二次会も大いに盛り上がった

 駅前で解散となった。15時40分だがこれから反省会と称する2次会に行く人を募ったら何と22名55%、4択クイズのどの正答率よりも高率だった(関係ないか?)。「養老の滝」は先月大山に登った帰り、早い時間からやっている店を探して見つけたもの。16時からであるが、恭子が電話をかけてOKを貰い、大勢で押しかけることになった。再度盛り上がったことは言うまでもない。

 今までMMCの運営に関して会費も取らないのにどうしているのだろうと不思議に思っている人も多いようだ。MMC運営の基本はすべてボランティア精神で気ままにやっていこうと言うものです。寄付をいただいたり、二次会の金額の端数を基金に繰り入れたりしていますが、イベントで小まめに働いてくれる方、鍋、フライパン、コンロ、調味料を毎回持ってきてくれる方、高級なお酒を持って来てくれる方、珍味を披露してくれる方、コーヒーを沸かしてくれる方などなど。イベントの後片付け、ゴミの運搬など、自分で出来ることを気持ちよくやって、みんなが楽しめたら最高ですね。

 月例MMCは集合時間に集まった人が、自分の行動に責任を持ち、怪我のないように心がけ、一日元気に歩く喜びを明日も続けられるよう、よろしくお願いします。



写真:田中章夫,門 弘,澁井栄蔵,北村克彦(睦子),小川恭子,小川武

平成19年12月16日 記 小川 武