絶好のハイキング日和を射止めたMMC
3月21日 百蔵山(1003m) 37名
(報告:小川 恭子)

 ずいぶん以前のことだが、百蔵山はいい山だよと言う主人に連れられ10月の始めに出掛けたことがある。その折登山口にも到達しないアスファルトの坂道にうんざりながら歩いていると、工事中のおじさんが「振り返ってご覧」と声をかけて来た。思わず振り返ると其処には大きな富士山がでんと控えていた。まさに背後にせり上がる富士山に励まされたあの感動が今でも蘇ってくる。今日もそんな富士山に出会えそうな晴天に恵まれた。

 集合時間の30分以上前に猿橋駅に到着。松原さん、須田さん、田中さん、長谷川朝ちゃんと6人で待っていると次の電車で続々集まり、最後の10時の電車でも数人が。それにしても吉野さんと井星さん、大月まで乗り越し戻って来たそうです。早い時間だったので集合時間にしっかり間に合って良かったです。なんと36名が集まっている。それでも今日は会長の篠田さんがお嬢さんの結婚式で欠席。おめでとうございます。こればかりは仕方ないですね。平井さんも花粉症に黄砂の影響も加わって喘息状態になり残念ながら欠席。回復を待ってます。行きの電車から見た高尾山・日影のカツラの樹林も、もうピンクの独特の花?を咲かせているように見えましたよ。


汗ばむ陽気のもと、長いアプローチを歩く

 深い桂川に架かった橋を渡り、例のアスファルトの坂道を全員が話しながら登って行く。そろそろ飽きた頃に市営グランドの傍で休憩。フェンスを越えてサッカーボールが飛び出して来た。ころころ転がり始めたがこればかりはどうしようもない。小学生が飛び出し猛烈な速さで追いかける。ボールも負けずに加速をつけて転がっていく。間に合った! 松原さんと一緒に見ていてお互いホッとした。後方には真っ白な富士山がくっきり見えている。その後も何度も振り返っては眺めたが,山頂でも見えることを願って歩く。


やさしい山道を登る

 

 美術館の前で少し休みいよいよ山道に入る。先頭は今日のリーダー亀澤さん。祐子さんがそれに続き、私もその次を歩いた。殿を守ってくださるのは松原さん。ネコノメソウが可愛くキラキラしている。一箇所小さな沢を渡った。尾根道に出る前に随分登る訳だが比較的歩き易く、黙々とジグザグに登って行く。そのとき後方からストップの声が聞こえた。無線で亀澤さんが「どうしましたか」と声を掛けるが特に返信がない。何が起こったか良く分からなかったが5分ほどで後方が動き出した。あとで分かったのだが堀井さんの山靴がパカッと口が開いてしまい、北村さんと主人が靴にテーピングをしてひとまずOKとなったようでした。堀井さんは「反って歩きやすくなりました」とおかしな評価をしていました。転ばなくて本当によかった!


秀麗富士山

 少し開けた富士山の見える地点に到着。小休止。富士山もまだ綺麗に見えていて嬉しくなる。カメラがあちこちでカシャカシャ。綺麗な花が咲いている。


シュンラン・・・春だぞ〜

 

 

 

 

 
 やはり山にも春が来ている。シュンランの花だそうです。有吉さんから無線が入り、どうやら少し遅れて来たが例の韋駄天走りなのか、どこかで私達とニアミスしながら、もう先を歩いている様子、これで総勢37名になった。尾根に出ると百蔵山の特徴でもある東西に長い尾根歩きが続く。この山のやや台形を想像しながら歩くと楽かなと思ったが、どうしてどうして、なかなか山頂に到着しない。やっと有吉さんの姿が見え声も聞こえてきた。12時15分到着!


いつものように銘酒が並ぶ

 山頂は広々として陽だまりの気持ちの良い光景でくつろげそう。ただ富士山の姿はもう見えない。朝ちゃんの敷いてくれたシートに足を投げ出すと疲れた体もどこかに飛んで行く。其処此処に全員が座り、真ん中にコンロの場所が決まった。今日は当然ながら平井さんのビールはない。澁井さんは「ビール」と叫んでいて、祐子さんのリュックから出てきたビールを朝ちゃんや私も群がってご馳走になってしまった。

 亀澤さんが、いつものフライパンから美味しい匂いを漂わせて「出来たよ〜!」と声を挙げて、手は止まらず。もうすっかりプロ級に見えます。
 今回も鈴木さんが大量に持参されたと言う大きなホタテのバター炒め。熱々を頬張る。美味しい!お酒も並び出した。ドイツ帰りの吉野さんが温めて飲むワインをお鍋で沸かして振舞ってくださった。やや甘いが美味しくてゆっくり味わって飲み干した。お酒のビンも並び始め、それを見て誰かが庄司さんが居ないと言ったが、確か先程までお酒の横に座っていたはず。今日は弟さんの庄司庄三さんも参加で人の好さそうな笑顔で、もう随分前からのお馴染みですが今回はみんなに混じってすっかり常連風。


海鮮鍋はぐつぐつぐつぐつ・・・・

 今日は海鮮鍋。37名ともなるともう信じられないほどの食材が集まってしまう。何より種類が豊富。今日のシェフは主人も抜けられなくなってずっと手伝ってはいたが、小俣さん、北村さんがシェフ長になって手早く美味しく作っている。魚介類や野菜からいい味が出て後になるほど美味しくなってくる。3個のお鍋が3回づつ。さて全部で何杯?その大量海鮮鍋もみんなの胃袋に納まって満足!その他にも須田さん手作りの土鍋で炊き上げたと言う筍ご飯。たこ焼き風練り物?亀澤さんもずっとフライパンに乗せられる炒め物に掛かりきり、ゆっくり召し上がって下さいね。

 食後、黒田さんが欠席で黒田コーヒーがないのが物足りない。みんなが黒田さんは?と聞いてくる。後で気づきましたが黒田さんは大山の時に、「3月は21日が抜けられない予定が入っていて駄目かもしれない。」と話していたのをすっかり忘れていまして、「どうされたのでしょう」と皆さんに返事をしていて、黒田さんにも皆さんにも失礼をしてしまいました。ごめんなさい。だけど37人分のコーヒーだったら大変。いつも甘えてご馳走になっていることを改めて感じました。ありがとうございます。

 集合写真のとき山頂には2名ほど他の人が居たが、ほとんどMMCのメンバーだけで占められていた。山の写真屋さん田中さんが三脚にセットして、今日は小亀ではない小林さんのカメラと並ぶ。みんなが並んで落ち着いた。1回目のシャッター音では誰も立ち上がらず、みんな2回目を待っている。2回目はみんなが笑顔になっていた。


いつものように集合写真は笑いの輪の中にあった (写真をクリックすると拡大します)

 前回百蔵山に来たときには、急坂の下りがあるコースを通ったが、今日はアルコール量が多すぎたようなので往路と同じコースを下ることにした。
 有吉さんが追いついて話しかけて来た。もう一人靴底の開いた人が居て、澁井さんの針金をもらって留めてきたと言う。堀井さんの靴も有吉さんがテーピングをはずし、いつも持ち歩いていると言う緑色の針金が堀井さんの靴にマッチしてがっちり編みこまれた。これなら電車でも恥ずかしくないことでしょう。有吉さんご苦労様でした。


大山祇神社にお尻を向けて

 登山口まで下って和田美術館の表側に通ずる広場に出た。有吉さんがこのコースで登り、私たちを追い抜いてしまったところらしい。広場には大山祇神社と書かれた小さな石の鳥居のある神社がある。ここで大休止。主人はあとから下りてくるメンバーがまっすぐ行ってしまわないように道脇に立って広場に誘導していた。
 秋本さんと桂ちゃんと3人で並んで腰掛けていると、「花見団子を食べる?」と秋ちゃんのリュックから6個入りの桜の香りのするピンクの餡子の付いたお団子が出てきた。そして桂ちゃんと二人で2個づつ思わず食べてしまった。美味しい!ご馳走様でした。又甘党魔法のリュック期待しています。


日本三大奇橋「猿橋」

 来るとき休んだ市営グランドのところでひとまず解散。猿橋に寄る者。まっすぐ帰る者と分かれて又坂を下り始めた。
 猿橋は此処へ来る度に立ち寄ってはいるが、猿橋と気楽に言うものの、日本三大奇矯のひとつで山口県の錦帯橋、徳島県の西祖谷のかづら橋と並び称されている。(かづら橋の代わりに日光の神橋、木曾の桟(かけはし)の説もあるそうですが。)亀沢さんが以前見つけた近道を行きかけたが倒木で通れないと地元の人に云われ、普通のコースに戻って行くことにした。アスファルトの道路を延々と歩いた気もするが着いて見ると観光客も少なく静かな猿橋が横たわっている。下は30mもあると聞く渓谷で橋の長さも32m。それなのに支柱がない。いつも主人が良く口ずさむ「山王の桜に猿が三下がり相の手と手と手手と手と手と」の歌どおり橋桁に沿って猿が繋がってるようにも見える。

 記念写真を撮ることになった。小林さんの姿が見えない。小林さんは同じところに出掛けていても必ず私達の知らない場所の写真が有ったりする。今回も探索中?結局24名で撮った。


猿橋で記念写真

 足もいい加減疲れて来て早く駅に戻りたくなった。橋の下の階段を下りて川を眺めながらの遊歩道に出た。アジサイ、ミツマタ、アブラチャンの木、足元にはところどころ白い花が可憐に咲いている。イチゲの花だそうです。遊歩道を抜けて駅までは割合近かった。駅に着くと何と有吉さんが待っていた。16時53分の高尾行きまで後5分。全員揃って電車にゆっくり座ることが出来た。

 昨日までの強風もなく穏やかなMMC日和に無事37名が歩くことが出来ました。途中で平井さんから「大盛況でよかったですね。ご心配掛けましたがお昼には何事もなかったように治まっています」とケータイメールが入りました。又、篠田さんからは、「鶴が岡八幡宮の舞殿(静御前が舞ったという)での結婚式は観光客の真っ只中でして、こっぱずかしい限りでした。好天気と連休とあって鎌倉はごった返していました。」とおめでたいメールも届きました。鶴が岡八幡宮で見かける光景でよく知っていますが、篠ちゃんの顔が想像できますね。朋子ちゃんの胸にもしっかり印象付けられたことでしょう。お幸せに。

 次回は恒例、最明寺のお花見です。好天を期待して皆さん賑やかに集まりましょう。よろしくお願いします。


恭子 

写真提供:田中章夫、小林庄一、渋井栄蔵、恭子&武


写真を印刷するときにはスナップ写真をダウンロードしてください。