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待っていた梅雨明けの山歩き
7月18日 高尾山・一丁平 33名
12日、北海道大雪山系で痛ましい遭難事故の報道が流れてきた。トムラウシ山と美瑛岳で10名の死者が出た。みんな高齢者で他人事ではない。悪天候の中、強行したことへの批判的な解説が多いが当事者となると冷静な判断がどれだけ難しいことか。それこそ他山の石としなければならない。
13日に梅雨明け宣言が出た。暑い日が数日続きまさに太陽は天空に輝いていた。梅雨明け10日、こんな日の山歩きは辛い。でも今日はうす曇り、家を出たときには雨がぽつりぷつりと降っていた。濡れるほどではない。この時期、こんな天気が一番良いのかも知れない。

高尾山口に集まったMMCメンバー |
9時30分、高尾山口に集合したのは32名、トムラウシ山での遭難の話題も出ている。今日は高尾山の主、亀澤リーダーが欠席なので澁井さん夫妻にコースリーダーをお願いした。祐子さんはトムラウシ山も経験しているベテランである。
今日は稲荷山コースだ。登山口のケーブル乗り場の横から細い山道を登る。すぐにお稲荷さんに着くがもう汗がじっとりと出てきた。曇り空で太陽光はないのだが湿度が高い。それに風もない。蒸し暑いのだ。でも文句は言わない。稲荷山コースは好きなコースである。雰囲気が明るく山道は広く傾斜も緩やかだ。行き交う人も心なしか若者が多い。
40分ほど登ったところで先頭に無線で連絡を取って水呑タイムとした。汗がたくさん出ているので水分補給が大事だ。殿の秋本さんがやってきて暫く時間を取って登り始めた。
ほんの暫く登ると稲荷山展望台である。ここで大休止を予定していたが水呑タイムから時間も経っていないし、登るテンポも適当だから休止することなく先に進んだ。
鞍馬の山道を思わせるような根っこの蔓延った道は風情がある。道脇には大きな花をつけたヤマユリが咲いている。ヤマユリはわが神奈川県の県花なのだ。以前、木の根がごつごつしていた急坂はロープで保護されていて草木が生茂っている。その中に白い穂を揺らしているオカトラノオが群生している。同じく白い花はサラシナショウマなのだろう。

根っこが蔓延っている山道はちょっぴり風情がある |
美枝子さんは今日卓球の試合があると聞いていたが、一緒に歩いている。"試合はどうしましたか"と聞いたら"団体戦なので私は出ないほうがいいの"とあっさりと言ってのけた。どう受け止めればいいのだろう。
高尾山山頂への南側分岐で長く伸びきったMMCの隊列を整えるべく休憩とした。辺りにも多くの人が休んでいる。ここから一登りすれば山頂だが、私たちは山頂に寄らずに一丁平を目指すことにしている。篠田さんが無線で呼びかけてきた有吉さんの声を捕らえたようだ。どうやら集合時間に遅れ、バスで大垂水に出て南側直下の山道を登ってきたらしい。昨年の5月MMCで私はまだ大腿骨骨折の治療中だったのでこの最短コースを登ってきたのである。
5分休憩の後、左側の山沿いを歩いて山頂を巻く。この道はウツギの多い道で先月ごろまでには卯の花の匂いを漂わせていたところである。
モミジ台の手前で右側の下り道に入って日陰道を歩くことにした。モミジ台の本コースは整備が行届き過ぎて木道が逆に歩幅が合わず歩きにくいのである。
日陰のコースはハイカーも少ない。MMC仲間は前後大分長くなって一丁平を目指す。時おり、有吉さんとの交信も聞えてくる。日陰の道から尾根の本道で出るため獣道のような雑木の茂った脇道を登った。茨が腕を刺して痛い。

いつもの大東屋に集まった |
思いのほか早く12時前に一丁平の大きな東屋に到着した。綺麗に整備された展望台から丹沢山系が良く見える。雲が低く垂れ込め大山の頂を雲の上に出している。蛭が岳が真正面だ。右手に大室山が聳え、その向こうに富士山の裾野が霞んでいる。
東屋の中に食材と酒類が並び、早くもコンロにフライパンが乗った。おっとその前に冷えた缶ビールが廻ってきた。汗で水分が不足した身体が歓喜の声を発している。旨い!!
千葉さんが自家製のもろきゅうを作っている。味噌の手前味噌だそうだ。しし唐がどっさりとフライパンで弾けている。こちらも美味しそうだ。向こうのフライパンでは焼きそばや野菜が踊っている。ジュージューいい音を出している。

恒例によりお神酒を陳列しました |
日本酒も並んだ。久保田が2本並んでいる。そのうち一本は設楽さんの差入れを澁井さんが持ってきてくれたものだ。
このところMMCシェフは免れて専ら飲んで食す側に徹している。次々と焼きあがるご馳走を摘みながら日本酒をぐびりと口に含み舌の上で転がす。至福のひとときだ。
大きなホタテを口に頬張れば北海道の味わいが広がる。こんな楽しみがあるからMMCは止められない。
今日のイベントは田中さんの古希のお祝い。篠田会長から記念品が贈られた。ジョージ田中の顔がほぐれっ放しである。引き続き、今日は参加していないがMMCの初期から遠征にも参加していた黒田邦子さんへも古希のお祝いを黒田巌さんに渡された。黒田さんは4月のMMCで喜寿のお祝いをしましたから歳の差、七歳なのですね。簡単な算数はボケ防止に効果があるそうですヨ。

田中さんの古希のお祝いは篠田会長から |

とらやの最中40個です |
田中さんからとらやの最中一箱(40個入)が提供され、みんなで古希のおすそ分けを頂いた。今日の参加者33名、40引く33、残りはどうなるのでしょうか。またボケ防止??
普段はなかなか甘いものに手が伸びない私も今日は真っ先に最中を一つ頂いた。上品な甘みが口に広がりとても美味しかったです。ハイ!
新しくなった展望台のひな壇に並んで集合写真を撮った。丹沢山塊を見ながら笑顔が並んだ。

33名の笑顔が並んだ!(クリックすると拡大します) |

集合写真のカメラ側には丹沢山塊が連なっていた |
2時前に帰路に着く。コースは尾根道を高尾山頂に向かい、山頂真下で北側を巻いてトイレ横に出た。ここで自由解散としたが、数名が薬王院を通るメインコースを選んだが、大部分は4号路のつり橋コースを歩いた。このコースは北側に大きく迂回する樹林帯コースである。歩き出して

つり橋の揺れは何やら懐かしい |
すぐに前を歩いていた恭子が足を滑らして転んだ。平井さんと鈴木さんに助けられて起き上がったがどうやら膝は大丈夫だったようだ。
つり橋は底板もシッカリとしてスリルはないが少し揺れると楽しいものがある。
シットリとした山道をぐるっと回りこんで薬王院浄心門の前に出た。突然人ごみとなった参道を下って霞台に着く。ケーブルの駅前は大勢が並んでいる。ここで最後の岐路を琵琶滝コースとリフト組と金毘羅台からろくざん亭に下るコースに分かれた。私は一番楽なリフトコースを選んだ。

「ふもとや」に集まってきた |
高尾山口の駅の2階にある「ふもとや」で生ビールを飲んでいると次々とMMC仲間が集まってきた。みんな考えることは同じなのである。
小川 武 記
写真提供:田中章夫,澁井栄蔵,篠田紀元,平井義雄,小川恭子、小川 武
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