初冬の快晴の空の下、満面の笑みの飛び交う・・・
11月21日(土) 弘法山 43名
(報告:小川武)


  一週間前の天気予報では曇り時々雨だったのが2日前には晴れマークも現れ、前日には完全晴れマークとなり、今日は朝から青空が広がる絶好のMMC日和となった。
 小田急・鶴巻温泉駅、10時集合だが、前日、平井さんから1時間早く鶴巻温泉に着き、近くの「鶴巻の大ケヤキ」を見に行くとのメールを受け、それなら一緒に行こうと少し早めに家を出た。


鶴巻の大ケヤキ

 9時前に鶴巻温泉駅南口で平井さんと落ち合い、地図を片手に大ケヤキを探しに向った。10分ほど歩いたところに遠目でもその巨体がわかる太い大木が見えてきた。近づくにつれ全体像が現われる。上部に伸びた太い枝は切られているがまだまだ葉が茂って元気な老婆のような巨木であった。木の周りに柵など無く、自由に木肌に手で触れることができるのは、庶民的である。若い男性が自転車で通りかかり、その巨体に驚いて、自分の自転車を根元に置いて大きさを比較した構図で携帯カメラに収めていた。この巨樹・巨木は何れ平井さんのページで紹介されるだろう。


園児の集団を前後に見ながら登りはじめる

 
 9時30分には駅前に戻り、仲間の来るのを待っていると次々とやってくる。今日のこの天気では40名くらいの参加を見るのではないかと予想した。集合場所は駅前の石像のある余り広くない広場(?)である。脇にある木から白い実がポロポロ落ちてくる。足許には小さな白い粒が一杯だ。南京はぜの実なのである。
 小学生らしきグループが駅から大勢下りてきた。続々という形容がぴったりの景色である。おやおや幼稚園児のような幼い集団が若い女の先生に連れられて集まってきた。この混雑した広場でMMCの点呼をするのは大変だ。集団が出発したのを見計らってMMCの大群も動き出した。点呼は第1チェックポイントの吾妻山で行うことにした。

 東名高速道路の下を潜ると前方に園児グループが固まっていたが、"エイエイオー!"と掛け声をかけて急坂を登り始めた。私たちも園児に続いて登る。後方にもまだ小学生の集団が控えているので孫のような子供たちに挟まれて登る状態になった。


吾妻山で参加者確認とクイズ用紙が配られる

 吾妻山に着いた。園児グループも屯していたが私たちも少し離れたベンチを中心に集まって点呼を取った。41名である。この晴天の空の下、予想通り大勢の仲間が集まった。
 11月は微妙な月だ。晩秋か、初冬か、その日のお天気でふらふらしてしまう。今週は雨もあり気温も下がって初冬を通り越して真冬の気温になったりもした。ところで今日はどうだ。日差しも輝いて紅葉のはじまった山肌を照らしている。気温も17度くらいでシャツ一枚で登ってきても寒くない。秋そのものの爽やかさだ。

 恒例のMMCクイズをみんなに配った。毎年頭をひねるのだが、正解者が少ないと文句もでる。優しすぎても面白くない。2001年に高山不動の関八州に行ったときにはじめたMMCクイズも9年目になるとネタも尽きてしまう。ここは頭のひねりどころだ。「9.NHKは日本ハンサム協会の略である」の問題に祐子さんは「○」をつけたよと云ってくれた。


快適なハイキングコースだ

 今日は久しぶりに平岡七重さん、黒田邦子さんも頑張っている。吾妻山でゆっくりクイズを楽しんでから次のチェックポイント・弘法山を目指して歩き出した。典型的な雑木林の中のハイキングコースである。長く伸びたMMCの大軍も思い思いに雑談をしながら歩いている。


ミカン直売所は3箇所に増えた

 

 

 

 

 30分ほどで善波峠の分岐点に出た。右の道を進めば9.5kmで大山山頂へ通じている。半端でないコースだが、昔のMMCでは大山からの帰路に何回か歩いたことがある。
 弘法山の手前のミカン畑には直売所があり、一袋200円で売っている。恭子にMMCのために三袋買って持ってくるように頼んだ。


元気な様子の菊地さんとサポートの栗田さん

 11時40分、弘法山の広場には大勢の集団があちらこちらの場所にシートを敷いてお弁当を広げている。MMCは長く伸びたグループなので先頭はすでに権現山に向っているだろう。弘法さんを祀った小ぶりの釈迦堂の脇には大きなイチョウの木が茂り、銀杏独特の匂いを辺りに漂わせていた。


皇帝ダリア

 驚いた。菊地マーさんがいるではないか。傍らで栗田さんがニコニコしている。菊地正佳さんは5年前に脳梗塞で倒れ、リハビリに励んでいる菊地さんを栗田さんが付き添ってタクシーでやってきたのだそうだ。菊地さんのリハビリには高尾山で亀沢さんが2回ほど会っているから順調に回復しているのだ。今日もストックを突きながらゆっくりとイベント会場のある権現山に歩いている。短期とは言えリハビリを体験した私は菊地さんの頑張りが身に沁みてよく分かる。

 弘法山から権現山までは一歩きだ。よく整備された幅の広い石段を下っていくと春は満開の桜並木となる広場状の山道となる。昨年は左手に「森に生きる」石像があり、その脇に皇帝ダリアが辺りを睥睨するように聳えていたが、今年はない。近くに小さな苗のような草木があっただけである。それでもこの時期、皇帝ダリアはあちらこちらで見かけることができた。弘法山の広場脇や弘法山に向う右脇の工事現場にも聳えていた。


澤田さんも板についてきた

 権現山の支那風の展望台が見えてきた。その左手の展望デッキにはすでにMMCの仲間がイベントの仕度を始めていた。丁度12時だ。グッドタイミング!
 デッキにはお酒類が並び始め、コンロに火が入り、フライパンが並んだ。イベント開始である。今日のイベントは「焼き物」、"各自、お肉や野菜、魚介類などちょっぴり焼く食材をお持ち下さい"の呼掛けに今日もちょっぴりの正反対のどっさりの食材が山積みされた。澤田さんが心得たようにお肉を焼いている。亀澤さんはウインナーソーセージを炒めている。そして平井さんは焼きそばだ。麺をほぐさず、片側に焦げ目が付いてからキャベツともやしを入れて焼き上げる。焦げ目がアクセントになってとても美味しい。
 缶ビールで喉を潤した後は日本酒を頂く。おっと11月19日はボージョレヌーボーの解禁日だ。恭子は東急に出かけ、今年から発売したというペットボトルの新ネタを手に入れて持ってきていた。菊地さんは43度の焼酎を持ってきている。


今日も並びました

 権現山から秦野駅までのコースは約1時間でおりてしまうので時間はたっぷりある。珍しい食材も次々と現われる。北村さんが蜂の子の佃煮、イナゴの佃煮を持ってまわっている。甘い昔の味がした。展望デッキにいたよそのご婦人二人にも蜂の子を配っている。千葉さんの農園でできた小松菜のオシタシも美味しい。
 有吉さんがMMC名物、うどんを茹でた。今日は暖かくなったから評判が悪いかなと心配していたが、出来上がった特製出汁のうどんはすぐにみんなのお腹に納まってしまった。そして今日のお天気も最高のご馳走であった。


焼きそばは任せなさい!

亀さんの周りには人の輪が・・・

イベントは和気藹々

尽きぬ歓談

 MMCクイズの発表である。今回は審査委員長の田中さんが欠席なので自己採点方式をとった。10問の問題の○×を発表するたびに、どっと笑いが起こったり、あれ〜?という声が漏れたりして、これぞ出題者の醍醐味なのだ。今回の問題はユーモアを交えて易しい問題が多かったので全問正解者も多いことだろう。

 自己採点の結果、10問正解者は石根さん、篠田さん、長谷川さん、堀井さん、吉野さんの5名であった。用意してきた景品は最優秀賞にカード式万歩計が1点、優秀賞に簡易万歩計2点、山渓の山カレンダー3点、ほか、スプレイ式の手洗いゾル、ホカロンなど、そして岡崎さん提供のエコバック7点が追加された。


全問正解者5名

最優秀賞獲得

 全問正解者5名が最優秀賞を争ってジャンケンをすることになった。"最初はグー!"と子供に返って大騒ぎだ。結果、最優秀賞は長谷川朝ちゃんの手に納まった。

 9問正解者はどっと現われたのでグ!パ!のふるい分けからはじめて、こちらも大爆笑であった。あとは全員に参加賞を配った。参加賞はMMC特製の赤・黒の缶バッチ2個セットだ。今年も50組のバッチを注文した。缶バッチには2009〜2010と年号を入れておいたから、来年も年号をアップして製作しても良いだろう。


9問正解者は多すぎます

ジャンケンで勝負を決する

 続いて豊田さんの古希のお祝い。豊田収さんの誕生日は11月25日、1125に因んで「ハイビジョンの日」なのである。そこでハイビジョンに因んで16:9の横縦比を持つ電波時計を探した。景品・賞品を考えるのも楽しいのだが、結構苦労もあるんです。

 菊地正佳さには急遽、特別賞を渡すことに決めた。景品の中から「万歩計」を選び出しておき、栗田さんから渡してもらった。MMC仲間は素晴らしい。


古希お祝いの豊田収さん

快気お祝いの菊地正佳さん

 イベントは2時間経っても、まだ14時、少し早いが集合写真を撮ることにした。今日のお山の写真屋さんは澁井さんである。デジカメに凝っていて一体何台持っているのだろうか。平井さんの三脚に載せて構図を考えている。展望デッキに並んだ43名の仲間を太陽の光を斜めに受けて上手く納めることができた。


斜めの日差しを浴びて集合写真

カップの行列

 黒田コーヒーに並んだカップが長く伸びている。量を調整しながら今日も美味しいコーヒーを入れてくれた。そして極めつけは平岡七重さん特性の和菓子がほとんどのメンバーに配られた。いつもいつもたくさんのお菓子を作っていただきありがとうございます。

 14時30分に下山開始である。浅間山の富士山のビューポイントからは何も見えない。やはり午前中でないと無理なのだろう。太陽は西に傾いているが気温はまだ暖かい。狭い山道の角ごとに白い粉が蒔かれている。白い粉を手にとって見ると木の粉であった。何かのチェックポイントなのだろう。結局、この白い粉ポイントは秦野市街に入ってからも舗装道路の上に残っていた。

 弘法の泉に寄ってゆっくりゆっくり歩いてきたが15時30分には秦野駅に着いてしまった。ここで解散したのだが、ゆっくりと時間をかけて下ってきたのには訳がある。16時に開く居酒屋に行って反省会をやろうと強い意志を持った幾人かの工作だったのだが、駅前の「庄や」の店先を見ると、なんと「土日は15時から営業します」の看板があるではないか。当然のことながら店の中にどっとなだれ込んだことは言うまでもない。

 今日一日は思わぬお天気を頂き最高のMMCとなりました。そして5年ぶりに菊地さんも仲間に加わり、多くの仲間の笑顔が勢揃いしました。MMCの年齢構成を考えると月例MMCは優しい山を中心に組み立てる時期に来ているのかなと思いを新たにしました。幹事団で相談してこれからもみんなで長く歩ける山行を計画したいと思います。ご協力のほどを!

 そうそう、冒頭の「鶴巻の大ケヤキ」、次回の弘法山MMCでは希望者を募って見学に立ち寄ることを計画しましょう。


小川 武 

写真提供:平井義雄、澁井栄蔵、篠田紀元、小川恭子、小川武