もう春の陽気にみんな浮かれてよく歩きました
3月20日 藤野鷹取山 33名


 昨日、帰宅したとき、かなり風が強くなっていた。そして昨夜来の豪風は凄かった。2階のベットで寝ていると我がボロ家は揺れるのである。台風以上の風が荒れ狂った。そして雷鳴が轟くと同時にドスン!と空気を動かした。寝られたものじゃない・・・でも、MMCの心地良い疲れから再び眠ってしまったが・・・。

 朝は少し風が冷たかったが藤野駅に集まった私たちを迎えてくれたのは天気予報通り、暖かい日差しである。9時18分に下車したMMC仲間は32名である。春の陽気のもと、MMCでははじめての「鷹取山」を目指した。鷹取山という山はあちらこちらにある。思い浮かべるだけで3つや4つ出てくるだろう。多分、昔は鷹匠が本当に鷹を捕まえに登った山だったのだろう。

 線路を横切ってトンネル前の右の山道を登って藤野神社に向かう。まず115段の石段を一気登り。息がハアハアである。


藤野神社の一直線石段

一気登り・・・ハアハア

 藤野神社はこの里山の鎮守の神社なのだろう。小さいながら親しみのある社がある。安全登山を祈願して次のチェックポイント岩戸山に向かう。


各鉄塔の天辺に作業員がいる

 神社の左側へ下るが、石段を避けて巻き道を登ってきた道であったらしく、同じ道を下るの?と不服を言っている人もいる。山道は落葉が深く敷き詰められて足に優しい。気温はグングン上がってきた。
 雑木林を登っていくと何やら音がする。鳥の鳴き声にしては不自然だし、下枝を切る音とも違う。人工的な音らしいが何の音だろうと雑木の中や上を見るのだが正体が分からない。不意に開けた高台に到着、ここが岩戸山であった。目の前に送電線の鉄塔が聳えていたがその最上部に人が張り付き作業を行っている。先ほどからの音はその作業の音だった。次の鉄塔を見るとそこにも作業員が上っている。今日は送電線の整備の日のようだ。

 遥かに富士山の頭だけが見える。足許を見ると崖の崩れるのを保護する鉄の網を大きなボルトで岩肌に固定している。山の手入れも大変なのだ。


見晴らしの良い岩戸山で記念写真

 岩戸山で体制を整え、小渕山に向かう。急な下り道が続いている。今の私は左足で踏ん張ることができないため、下り道になると恐ろしくへっぴり腰になってしまう。そう云えば今日は、少し前を下っている美枝子さんの黄色い声が聞えない。旦那さんがいないと自立心が目覚めるのか一生懸命で下っている。前に篠田さん、後ろから田中さんがサポートされていたが、そろそろ「美枝子坂」の名前を返上しても良いだろう。

 急激な下りの次は急激な登りである。里山特有のアップダウンの多い山である。途中で大勢のグループに出会った。藤野駅に9時3分に着いたグループで私たちと同じ鷹取山に行くと云っていた方々だ。2名の男性リーダーのほかは殆ど女性、それも私たち同様年配者が多い。そのリーダーが"私たちはゆっくりですから先に行ってください"と云ってくれた。グループの人数を聞くと私たちと同じ32名だそうだ。あの狭い鷹取山の山頂に60名以上がたむろすることになりそうだ。


アップダウンが続く

 篠田さんと私が先頭となって一気に登ると突然、小渕山の標識が現れた。10時45分、ここまで来れば11時30分には鷹取山に到着するだろう。このとき、無線機に有吉さんの声が聞えてきた。どうやら一人遅れてきて別ルートで先回りしてきたようだ。すでに鷹取山の山頂で待っているという。小渕山で休憩することなしに先に進む。5分ほど下って送電線の鉄塔の下に出た。ここから赤土がむき出した急な下り道が現れた。4年前に来たとき、こんなところを下ったのかと慎重に下ろうとしたとき、鉄塔で作業をしていた人が"そこを下るのは危ないよ。何処に行こうとしているの"と声をかけてくれた。と同時に平井さんから道が間違っているから引き返すようにと無線が入った。
 先頭を歩いていた10数名は慌てて引き返すことになった。小渕山の標識をシッカリ確かめなかったことが失敗を招いたようだ。その標識まで戻ると岩戸山からの登りで追い越した32名のグループが屯していた。その脇を挨拶しながらスイッチバックして先に進んだMMC仲間の後を追うことになった。


小渕山で記念写真

 反省点、前回来た道とは言え、4年前では記憶が薄れている。一度来たことがあると標識をシッカリ確認しなかったミスである。一緒に着いて来てしまった人には10分ほどのアルバイトを強いてしまった。申し訳ない。


鷹取山はもうすぐだ

 

 

 

 

 

 スイッチバックした大隊が鷹取山に向かってアップダウンを繰り返しながら進んでいく。有吉さんとも無線で交信しながら山頂の筒状の鐘を叩いてもらう。全く聞えない。まだ遠いらしい。
漸くして鞍部に出た。ここが小渕峠らしい。地図では鷹取山まで15分と書いてある。有吉さんにまた鐘を突くように頼むがまだ聞えない。さらに進むと三叉路が現れ、「あと15分」と書かれた木札が雑木に括られていた。また急坂を登る。今度は確かに鐘の音が聞える。鷹取山山頂は近い。


こころに残る鐘

 11時47分到着。有吉さんが待っていた。重たそうな円柱をした釣鐘が「こころに残る鐘」、その前に墓石のような平たい石碑があり「鷹取山神社」とある。恭子が先を譲ってくれた32名のグループのために山頂広場(広くない?)を独占しないで半分にまとまろうと呼び掛けている。「鷹取山烽火台跡」の標識柱の左側に寄り添うようにしてイベント会場を設定した。

 缶ビールが開けられ、まず乾ききった喉を潤す。一口目が実にうまい。日本酒も並んだ。桂ちゃんのボジョレヌーボも並んでいる。


お酒がずらり!!

 

 北村さんは自宅で作った出汁を2リットルボトルに入れて持ってきていた。早速、大鍋3つにMMC海鮮鍋作りがはじまった。亀澤さんはフライパンでイカなどを炒めている。千葉せつ子さんも大きな生椎茸を炒めている。美味しい。私はまぐろのサクと蛸を冷凍して持ってきた。丁度半解凍状態でこれを切り分けて紙の大皿に盛った。醤油をかけ、わさびを添えて出来上がり。簡単だが旨いゾ!

 イベントはいつものように盛り上がる。澤田さんが欠席しているので北村さんが2つの鍋を操っている。森本さんも森本味を追及している。山で食べるものは格別に旨い。それは料理にプラスして自然と言う調味料、仲間というスパイスがいっぱい効いているからだ。それにお酒も旨い。こちらも文句無しに旨い。久保田、八海山、高清水・・・・。すべて味を確かめさせていただきました。


北村さんの特性出汁入り海鮮鍋

まぐろと蛸の刺身はいかが

チョウチョがとまる

みんな一生懸命に食べる!?

 13時過ぎ、先を譲ってくれた32名のグループがやって来た。広場を半分開けて待っていましたよと云ったところ、先方もここの広さ(狭さ?)を知っていたので別のところで昼食を済ませてきたそうだ。山はどなたも予約できません。山を楽しむためにお互い譲り合いながら最高の楽しさを引き出してこそ山のマナーなのだ。

 記念写真は鷹取山烽火台跡を囲んで並んだ。この3月に誕生日を迎えた流山の女性4人組、山本さん、堀井さん、富沢さん、松本さんに加えて石根さん、森本さんがMMCの旗を持って前列に並んだ。山の写真屋さん・田中さんの帽子に蝶が停まっている。


鷹取山山頂を独占して集合写真(画像をクリックすると拡大します)

小渕峠から金毘羅神社へ下る

 13時30分、下山開始だ。登ってきた道を戻って小渕峠を右に下って金毘羅神社を経由して上野原駅まで歩く。先頭を行く有吉さん3人が小渕峠手前のT字路を右に下ってしまったらしい。無線で連絡を取り合って本隊は小渕峠まで登って行った。有吉さんにうまく落ち合えなかったら上野原駅で会うことにして下って行くと何と金毘羅神社で有吉さんたちが待っていた。里山は道がたくさんあるので難しい。
 金毘羅神社から藤野台団地の脇を通ってアスファルトの道に出た。今回は平井さんが机上で最短コースを研究してきたので先頭に立って歩いていく。中央高速道路を横切ること3回、かなりクネクネと歩く。道路標識がある訳でなく平井さんの事前調査が無ければ到底歩けない。うしろの集団とずい分と離れてしまった。亀沢さんが難しい曲がり角で待っていてくれて後続が道を間違い無いように声をかけている。


駅前で反省会

 上野原駅に着くと先着組みはホームに入ってしまったようだ。後続組が遅れているので駅前でやってくる仲間を待っていた。平井さん、篠田さん、亀澤さんたちと駅にたどり着いたメンバーを確認しようとしたが確実には把握できなかった。最後に到着した人は先着組みから20分以上も遅れたようだ。でも、先ず全員無事帰着と判断して急遽見つけた駅前の店に反省会有志が集まった。

 

 

 

 3月としては最高のお天気をプレゼントされ、いつも思うことだがMMCはついていますネ。来月は恒例の「最明寺史跡公園」のお花見です。また良いお天気に恵まれますように・・・。


写真提供:篠田、田中、鈴木、澁井、小川

報告:小川 武